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小学生の反抗期はいつから?反抗期の子どもへの接し方などお悩みを解決!

小学生にも反抗期はあるの?いつから始まるんだろう…

「反抗期」と聞くと、「中学生」や「思春期」といったワードを思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし実は、小学生にも反抗期があります。小学生の反抗期は「中間反抗期」とも呼ばれ、早い子では小学校低学年から始まるといわれています。

お子さんがある日突然言うことを聞かなくなったり、保護者様にそっけない態度をとったりするようになったら、「どうして?何があったの?」と戸惑ってしまいますよね。しかし、この反抗期は子どもたちの成長の証。適切に対応すれば、お子さんとの関係をより深めるチャンスでもあります。

今回は、小学生の反抗期の特徴や原因、保護者様の接し方のポイントについて解説します。お子さんへの向き合い方のヒントを見つけて、成長を温かく見守っていきましょう。

小学生の頃に始まる反抗期の特徴

まずは、小学生の反抗期の特徴を紹介します。あらかじめ知っておくことで、冷静に対応できるようにしたいですね。

言葉遣いが悪くなる

言葉遣いが悪くなることは、小学生の反抗期の特徴の一つです。これまで保護者様に甘えてばかりだったお子さんが、急に「うるさい」「ほっといて」といった言葉を口にすることがあるかもしれません。

保護者様としてはショックを受けてしまいがちですが、この変化は、子どもたちが一人の人間として自立しようとしているサインでもあります。まずは冷静に受け止め、お子さんの言葉に隠れた本音に耳を傾けることが大切です。頭ごなしに叱ったりせず、軽く受け流すくらいの余裕をもって対応しましょう。

物にあたる

自分の感情をコントロールできず、物にあたってしまう行動が見られることもあります。たとえば、きょうだい喧嘩の際におもちゃを投げる、学校のプリントをぐしゃぐしゃにするなどです。

このような行動は、感情のコントロールができないことが原因で起こります。保護者様も同じように感情的になって、声を荒げたりするのは避けたいところ。保護者様は冷静になり、まずはお子さんの気持ちを落ち着かせましょう。「物にあたっても、問題は解決しない」ことを伝え、優しく諭しながら、何が原因だったのかを一緒に振り返ることが大切です。

素直に「ごめんなさい」「ありがとう」が言えなくなる

反抗期の子どもたちは、素直に感情を表現することに抵抗を感じるようになります。それまで素直に言えていた「ごめんなさい」や「ありがとう」が言えなくなるのも、その一例です。

この背景には、成長に伴う、保護者様への甘えや恥ずかしさが隠れています。保護者様は焦らず、お子さんが自分のペースで言葉にできるのを待つ姿勢を心がけましょう。たとえお子さんが言わなくても、保護者様は率先して「ありがとう」「ごめんなさい」を言うことで、良いお手本を示し続けることも大切です。

周りの言うことを聞かなくなる

大人の指示をあえて無視する、大人の言うことにいちいち口答えする、といった行動も反抗期の特徴です。これは、子どもたちが自分の意見を持ち、自己主張をしたいという気持ちの現れです。

子どもたちが言うことを聞かなくなると、保護者様はイライラしてしまいがちですが、ここでは冷静な対応をとることが大切です。反抗期の子どもたちは、なぜそのような言動をしてしまうのか、自分自身でもわからない場合が多いものです。保護者様は、落ち着いてお子さんの気持ちを理解しようとする姿勢を大切にしましょう。

なぜ反抗期が訪れるの?中間反抗期が訪れる原因

反抗期が訪れる理由は一つではありません。小学生の反抗期である、中間反抗期は次のようなことが原因となっている場合があります。

学校での集団生活に対する緊張やストレス

小学生は、学校での集団生活に順応するために、毎日大変なエネルギーを使っています。幼いながらにも、人間関係の悩みや、勉強に対するプレッシャーを抱えている小学生も少なくありません。

そうしたストレスやプレッシャーが積み重なって、家庭で感情が爆発してしまうことがあります。反抗期の行動は、こうした心の疲れの表れともいえるでしょう。お子さんの様子を注意深く観察し、家庭ではリラックスしてのびのび過ごせる環境を作ることが大切です。

自我や自立心の芽生え

反抗期は、子どもたちが自我や自立心を育むためには、欠かせない成長段階です。この時期の子どもたちは、保護者様や先生の言うことに対して「自分はそうは思わない」と考える場面が増えます。それは、自立した個人として、自分の意志を主張できるようになったということなのです。

保護者様として大切なのは、お子さんの意見を否定せずまずは耳を傾けること。お子さんの意思を尊重しつつも、大人として必要なアドバイスは与えるという、バランスが大事になります。

周りと自分を比較して下がる自己肯定感

周りの友達と自分を比較してしまうことは、小学生にはよくあることです。勉強や運動で「自分は友達よりもダメなんだ」と感じることで自己肯定感が下がり、イライラした感情が反抗的な態度につながることがあります。

まずは保護者様が、わが子を周りと比べないことが重要です。テストの点数やスポーツの順位などで人間の価値は決まらないことを、お子さんに伝えてあげましょう。そのままのお子さんの姿を認め、愛情を伝えてあげることが、お子さんの自己肯定感を育みます。

反抗期の子どもへの接し方

反抗期の子どもたちへの接し方はとても難しいものです。保護者様はできるだけ落ち着いて対応したいですよね。

過干渉しない

反抗期の子どもたちに過度に干渉すると、かえって反発が強まることが多いようです。自分のことは自分でやりたい、という自立心を尊重してあげるようにしましょう。たとえば、学校の宿題や次の日の用意などに対して「早くやりなさい!」と言いたいところをぐっと我慢し、お子さんが自分でやるまでそっとしておくことも大切です。

保護者様が先回りして手伝うのではなく、本人に任せて見守ることで子どもたちは成長します。その結果、失敗したとしても、その失敗から学ぶ力を子どもたちは持っています。

感情的にならないようにする

お子さんの反抗的な言動に、保護者様が感情的になってしまうと、お子さんはさらに反発します。しかし、反抗期の子どもたちに対して冷静でいられる保護者様は、ほとんどいないでしょう。感情的になりそうになったら、とりあえず深呼吸。自分の気持ちを落ち着かせることを最優先してください。

反抗期の子どもたちの言動を真に受けないこと、これは成長の証なんだと割り切ることも必要です。お子さんの気持ちを受け止める余裕を持つことが、信頼関係を築く第一歩です。

子どもの話をしっかり聞く

子どもたちの反抗的な言葉や態度の裏には、自分でも処理しきれない感情や悩みなどが隠されていることがあります。お子さんの本当の気持ちを理解するためには、しっかり話を聞いてあげることが大切です。

とはいえ、問い詰めたり、無理やり話を聞き出そうとするのは逆効果。子どもたちが話したいときに、話をさえぎらずに最後まで聞いてあげることで、子どもたちは安心感を得られます。保護者様が聞き役に徹することで、信頼関係が深まります。

人として良くない言動は叱る

反抗期とはいえ、人としてやってはいけない言動に対しては毅然とした態度をとる必要があります。特に、他人や自分を傷つける言葉や行動などは見過ごすわけにはいきません。

しかし、感情的になったり、お子さんの人格を否定したりするような叱り方は避けましょう。「どうしてその行動がいけないのかわかる?」「その言葉を聞いたら相手がどう感じると思う?」というように問いかけながら、お子さんが納得できるように話し合うことが大切です。大声を出して叱らなくても、保護者様が本気で伝えようとすれば、お子さんには伝わるはずです。

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今回は、小学生の反抗期の特徴と、保護者様の接し方のポイントについて解説しました。反抗期の小学生は、甘えたい気持ちと自立したい気持ちが入り混じり、自分で感情のコントロールをするのが難しい状態になっています。そんなときに、学校や家庭以外に安心できる場所があると、反抗期の子どもたちにとって大きな支えになります。

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