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勉強に集中できない日はやめるべき?子どもの家庭学習の進め方

子どもが勉強に集中できない日、保護者はどのように接するべき?

子どもが勉強に集中できない日が続くと、接し方に困ってしまいますよね。怒っても子どものやる気は出ないことはわかっていても、つい強い言葉をかけてしまうこともあるかもしれません。「子どもをイライラさせずに勉強へのモチベーションを上げる方法があればいいのに……」と悩んだ経験がある保護者様も多いでしょう。

今回は、子どもが勉強に集中できない日の接し方についてご紹介します。子どもが勉強に集中できない日は、表面的な姿よりも内面的な理由を考える必要があります。集中力が落ちる原因を知り、適切な声掛けにつなげていきましょう。

勉強に集中できない日、子どもはどんな状態?

ここでは、子どもが勉強に集中できない日にありがちな理由をご紹介します。日頃からしっかりと机に向かっている子はもちろん、日常的に集中力が散漫しがちな子も、集中できない日には理由があるものです。子どもの心理を知り、具体的な改善策を考えましょう。

体調が悪い・体がだるい・体が疲れている

子どもが勉強に集中できない日は、身体の調子が崩れていることが考えられます。身体的な疲労やだるさを感じており、机に向かおうとするだけで気持ちが落ち込んでしまうケースも少なくありません。この場合、定期的な休息をとるだけではなく、勉強・習い事の時間を減らすのも一案です。

精神的な悩みを抱えている・精神的に疲れている

子どもが精神的な悩みを抱えている場合も、勉強に集中しにくくなります。精神的な疲労は見た目に現れにくいため、保護者が気づきにくいケースもあるでしょう。とくに家族に関連する悩みの場合は、保護者に相談できずに一人で抱え込んでしまいがちです。

気が散っている・他にやりたいことがある

勉強よりも他にやりたいことがある子は、気が散りやすく集中力が低下します。小学生の場合は、ゲームや漫画などの娯楽や友達との遊びなどが代表的です。とくに遊びに寛容な家庭で育っている友達が身近にいると、「どうして自分だけ」という気持ちになってしまうでしょう。

やる気が出ない・ボーっとしている

子どもが勉強に集中できない日は、なぜかやる気が出ずボーっとしてしまうことがあります。集中力低下の原因は、実は本人もわかっていないケースも多いです。本人の特性・季節の変わり目による環境の変化・無意識下のストレスなど、さまざまな原因が考えられます。

集中できないときの家庭学習の進め方

ここでは、子どもが勉強に集中できない日の家庭学習の進め方をご紹介します。下記の方法は大人になってからも使えるため、ぜひ子ども時代から身につけておきましょう。まずは子どもの状態に合わせ、保護者が環境や勉強方法の変化を促してあげてくださいね。

「今日のゴール地点」を明確に設定する

子どもが勉強に集中できない日は、その日の勉強のゴール地点を明確に設定しましょう。人間は、目標があることでモチベーションを上げられる生き物です。ゴールが見えないままいつまでもダラダラと勉強していると、学習の質も下がってしまいます。

たとえば「今日はこのドリルを〇ページまでやったら終わろう」「〇時まではしっかり勉強して、その後は自由に遊ぼう」などのように、定量的な目標を設定することが大切です。反対に「できるところまで」や「眠くなるまで」などのような、曖昧な目標設定は避けてください。

娯楽や誘惑を完全に切り離す

勉強に集中できない日は、娯楽や誘惑を完全に切り離すことをおすすめします。子どもがどれほど「今日は勉強を頑張るぞ」と思っていても、視界に漫画やスマホが入ってしまう環境では、つい誘惑に流されてしまいがちです。

たとえば勉強時間は布で娯楽物を隠したり、スマホの電源を切ってリビングに置いたり、保護者が見ている目の前で勉強したりなど、娯楽に意識が向きにくい対策を取り入れましょう。保護者も子どもの勉強中はテレビの音を消し、集中できる環境づくりをサポートしてくださいね。

簡単・得意な学習を先に終わらせる

勉強時間が長くなるほど、集中力は落ちていくものです。簡単・得意な学習を先に終わらせることで、頭があまり疲れていない状態で次の科目に着手できます。また残りのタスクが少ないほど、ゴールまでのプロセスもつかみやすくなるでしょう。

最後に難易度が高い課題が残っていても「後はこれを終わらせるだけ」と思えれば、少しは気が軽くなるものです。得意な学習をサクサクと終わらせることは、子どもの成功体験にもつながります。

家族も一緒に学習する

家族も一緒に勉強することで、子どもの集中力がキープされやすくなります。また、子どもが勉強に集中できない日は、精神的に不安定になっている場合も。目の前に保護者がいることで、心の安らぎにつながります。

忙しくて勉強の時間が取りにくい場合は、家事や仕事でも構いません。子ども自身が「頑張っているのは自分だけではない」と思えることが大切です。家族がそれぞれの責務を全うする意識を共有することで、集中力の向上が期待できるでしょう。

集中できない日は誰にでもある!重く受け止めすぎないことも大切

とくに大きな理由がなくても、集中できない日は誰にでもあります。大人でも「今日はなんだかやる気が出ないな」「ついボーッとしちゃうな」という日はありますよね。数日間ほど集中できない程度であれば、重く受け止めすぎる必要はないでしょう。

ただし明らかに落ち込んでいる場合や、突然コミュニケーションを拒否し始めた場合は、何か大きなショックを受けているのかもしれません。子どもの状態を観察しつつ、状態に合った対策をとることが大切です。

余裕がある日は、勉強をやめるのも一つの手段

ときには、どのような対策をとっても勉強に集中できない日もありますよね。保護者がサポートをするほど子どものイライラが増していき、円滑なコミュニケーションがとれなくなってしまうケースもあるでしょう。

学習進捗に余裕がある場合は、思い切ってその日の勉強を切り上げるのも一つの手段です。無理に勉強をさせようとすることで、子どもが勉強自体にネガティブなイメージを持ってしまうリスクもあります。時には「今日は休息日にしよう!」と切り替えることも、長期的な学習習慣では大切な選択なのです。

集中できない日が続く場合は、心や体のサインに耳を傾けよう

もしも子どもが勉強に集中できない日が続く場合は、心や体のサインに耳を傾けてください。たとえば、学校でクラスメイトとの関係が上手くいっていないのかもしれません。もしくは、体の一部に痛みや不安を感じているのかもしれません。

とくに気持ちを言葉にするのが苦手な子の場合は、悩みを自分のなかに閉じ込めてしまうことがあります。明らかに表情が暗かったり食欲が下がったりしているときは、保護者から会話のきっかけを与えるようなコミュニケーションに努めましょう。

学習に楽しさを感じられれば、自然と集中できるようになる!

勉強に集中するためには、勉強自体に楽しさを感じることも大切です。たとえばYouTubeで小学生向けの勉強動画を観たり、人気キャラクターが解説してくれる参考書を購入したりなど、子どもが楽しめる学習環境を構築していきましょう。

また学習の楽しさは理解度と直結しています。理解できれば楽しくなり、楽しめれば理解も深まるものです。学習の理解度をサポートするために、勉強に必要な思考力を伸ばす習い事を選ぶのもよいでしょう。

勉強が楽しくなる習い事なら「プロクラ」

今回は、子どもが勉強に集中できない日の対処法をご紹介しました。勉強への集中力を高めるためには、勉強に楽しさを見出すことが大切です。

そこでおすすめしたいのが、子ども向けプログラミングスクール「プロクラ」です。プロクラでは、子どもが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べます。

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