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子どものやる気を出す方法7選!モチベーションを下げてしまう台詞も紹介

何事にも無関心で不安…子どものやる気を出す方法が知りたい!

お子さんのやる気を引き出すことは、成長において重要な要素です。しかし、何事にも無関心で不安な場合、やる気が低下してしまうことがあります。

そんなとき、保護者様がどのようにサポートすれば良いのか、悩むこともあるでしょう。この記事では、お子さんのやる気を高める方法や注意すべき点について紹介します。

ぜひご一読いただき、子どもたちの健やかな成長を後押ししましょう。

子どものやる気が上がらない理由

お子さんのやる気がなかなか上がらない場合、保護者様が気づいていない面が影響しているかもしれません。以下に、お子さんのモチベーション低下につながる要素として4つ紹介します。

自分と友達を比べてしまっている

お子さんが勉強や運動など、さまざまな活動に対して無気力になっている場合、自分と友達を比べてしまっている可能性があります。たとえば、新たな挑戦を始める前に「〇〇さんのように良い結果を出せないだろう」と予想して最初から諦めてしまうお子さんです。

自信がなく自己肯定感が低い場合は、その傾向が顕著にあらわれます。この背景には、周囲の大人や友だちによって他者と比較され、自分の良さを正当に評価されていない点が挙げられます。

精神的な悩みを抱えている

イライラや不安など精神的なストレスが重なっている場合、子どもたちは何事にもやる気を失ってしまうかもしれません。

先生や友だちとの関係性がうまくいかず、学校に行くのがつらくなってしまったり、家庭のいさかいによって安心感を得られなかったりするケースもあるでしょう。誰かに悩みを打ち明けられれば良いのですが、すべての子どもたちが感情を出すとは限りません。

深い悩みを抱える子どもたちは、新たに挑戦する気力もなく、日々をなんとなく過ごしている状況と考えられます。

保護者の命令に従えばいいと思っている

保護者様の言うとおりに行動する子どもたちは、学習や活動におけるやる気も低下する傾向にあります。大人の過度な干渉が、子どもたちに「どうせ言っても無駄」と思わせてしまうためです。

とくに、保護者様から日常的に指示を受け、行動に対する厳しい評価を受ける子どもたちは、自分の思いを表出することが難しくなるでしょう。保護者様から褒めてもらったり、罰を避けるために行動したりするようになり、自律的な言動を阻害する可能性があります。

頑張る理由がわからない

頑張る理由や目的がわからないときは、やる気がわかないものです。「何のために〇〇するのか」が明確でなければ、目的を達成するために努力することも難しくなるでしょう。

また、大きな目標を漠然と設定するだけでは、お子さんが目標に到達するための方法がわからず、モチベーションの低下にもつながります。「何のために何をどうすれば良いか」を具体的に把握できれば、お子さんのやる気は向上すると考えられます。

子どものやる気を出す方法7選

お子さんのやる気を引き出すためには、具体的な目標を提示したり目的を達成するための適切なサポートを提供したりすることが重要です。ここでは、お子さんのやる気を引き出す方法として7つ紹介します。

夢のために必要なステップを明確にする

お子さんのやる気を引き出すためには、夢に向かって進むためのステップを明確に示したり一緒に考えたりすることが不可欠です。

たとえば、ピアニストになりたいと考えるお子さんに対して、やみくもにピアノを練習させるのではなく、レッスン内容をリストアップして、いつまでにどのくらいの期間で進めるのが良いのかを一緒に考えます。

また、テストで100点を取るといった目標をもつお子さんに「毎日しっかり勉強しなさい」というだけでは目標を達成するのは難しいでしょう。小ステップの計画を立てて、少しずつ達成していくほうがモチベーションを保てます。

小さな目標を設定して成功体験を与える

小さな目標を設定して実行し、やり遂げた機会をくり返しもつことで、お子さんのやる気を引き出せます。その理由は「できた」「がんばった」といった成功体験を増やせるためです。

成功体験は子どもたちに自信を与え、自己肯定感の向上に寄与します。自信があれば子どもたちは困難な状況であっても、勇気を出して一歩前に進むでしょう。みずから挑戦した経験もまた、子どもたちにポジティブな影響を与えます。

心身をリフレッシュする習慣をつける

目標を達成するために努力を重ねるのは有効です。しかし疲労感の蓄積は、お子さんのやる気を低下させます。適宜休息をとることは重要なポイントです。

たとえば、次のようなリフレッシュ法が考えられます。

  • 学習30分、休息5分といった方法をとる
  • 一週間のうち水曜日はリフレッシュデーとする
  • 休日の午後は家族で出かけて買い物や遊びを楽しむ

以上のように、学習や習い事などの合間にリフレッシュできる時間を意識的に設定することは、お子さんのやる気を持続させ、心身の健康を維持するうえで不可欠です。

新鮮な一次体験の機会を与える

変わらない日々を送るだけでは、子どもたちは飽きてしまい、やる気を低下させる可能性があります。モチベーションの低下を避けるために、以下のような一次体験を提供しましょう。

  • ときには図書館やカフェなどで学習する
  • 国際交流やクラフト体験などの機会を設定する
  • 無料体験レッスン(今までとは異なる習い事)を受ける

変わらない活動をくり返すよりも、適宜一次体験の機会を与えることで、子どもたちにとって良い刺激となります。新たな発見や興味を引き出し、やる気の向上にもつながるでしょう。

生活空間の整理整頓や模様替えを取り入れる

部屋の模様替えや整理整頓もお子さんのやる気を向上させるうえで有効です。勉強にやる気が出ない場合、机の上や棚、引き出しを整理整頓するだけでも気持ちがすっきりします。新たな挑戦を始めるきっかけとなり「よし、頑張ろう」といったやる気も生まれるでしょう。

また、カーテンの色やカーペット、机や棚の位置を替えることも良い気分転換となり、今までよりも集中して勉強することが可能です。

子どもの興味関心に関連する資料・機会を与える

子どもたちの興味に関連した資料や挑戦の機会を与えるのは、やる気を出すために重要な視点です。お子さんの夢や興味を心から尊重し、望みをかなえるために必要な情報を提示したり、体験の機会を提供したりしましょう。

保護者様のなかには、お子さんの夢に対して「達成するのは難しい」あるいは「絶対無理」といった考えをもつ方がいるかもしれません。しかし、他者から自分の夢をネガティブにとらえられるのはお子さんにとってつらいことです。

夢を実現するためには、まずはお子さんの興味や関心を尊重しましょう。その上で、資料や体験を提供するなど適切にサポートすることが重要です。

創作活動を通して自己発信をする

子どもたちが自分のアイデアや感情を表現して、他者と共有するプロセスを大切にしましょう。表現活動はお子さんが自分を理解し、自己の価値を認識する良い機会となります。

創作活動の例として、次のようなものが挙げられます。

  • 絵を描く
  • 物語を書く
  • 音楽をつくる
  • クラフト作品をつくる

お子さんは創作活動を通じて自分の個性を発見し、自信をつけるでしょう。他者に認められる機会を通じて、さらなるやる気につなげられます。

子どものモチベーションを下げてしまう台詞

保護者様がお子さんに対して使用する言葉や態度は、子どもたちの自尊心や自己効力感に大きな影響を与えます。以下に、お子さんのやる気を低めてしまう台詞を紹介します。

つい使ってしまう台詞はないか確かめ、ポジティブな働きかけができるよう発する言葉に注意しましょう。

子どもの行動を先取りする台詞

お子さんの行動を先取りするような台詞は、子どもたちの主体性や自律性の育成を阻害する可能性があります。

以下に紹介する言葉が、行動を先取りする台詞とされるものです。

「来週テストでしょ、今のうちから準備を始めなさい。」

「もし今からがんばらないと、テストで良い点が取れないよ。」

これらの言葉を発したとたんに、お子さんから「そんなのわかってるよ」といわれるかもしれません。お子さんのやる気を引き出すには、彼らの興味や関心に寄り添いながら、共感し、励まし、サポートすることが重要です。

自分の理想を押し付ける台詞

保護者様はお子さんのより良い成長を願い、自分自身の経験から「〇〇したほうが良いだろう」と考えることでしょう。しかし、大人の価値観を押し付ければ、お子さんにプレッシャーをかけてしまうかもしれません。

たとえば、次のような言葉はやる気を低下させる可能性があります。

「毎日こつこつと練習することが将来の成功につながるのよ」

「お母さんの夢はあなたが大学に進学し、成功すること」

「〇〇を頑張るより、▢▢のほうがきっと役に立つわ」

これらの言葉は必ずしも間違いではありません。しかし、保護者様の理想がそのままお子さんの求めるものとつながっているとは限らず、お子さんの立場で考える姿勢が求められます。

子どもを過大評価しすぎている台詞

保護者様のなかには、お子さんをほめることに注力している方が少なくないでしょう。ただし、やみくもに褒め言葉を並べるだけでは、お子さんのやる気につながりません。

「あなたはえらい!完璧に何でもこなせるね」

「ちょっとやれば、できるんだもん、さすがだね」

「すごいねえ、最高に素晴らしいね」

上記のようなほめ方を続けることで、お子さんは自信過剰になったり、逆に「本当にすごいと思っているのかな」と疑ったりする可能性があります。保護者様は具体的な姿でほめ、ときには適切な助言を提供することも重要です。

周りとの比較による台詞

お子さんのやる気を低める言葉は他者との比較です。保護者様から人と比較されたひと言をいわれるのは、たまらなく自尊心を傷つけられます。

「〇〇ちゃんは成績上がったんだって、あなたも見習いなさい。」

「ほかの子はもっと頑張っているから、もっと努力しないとね。」

このような言葉をくり返し言われれば、お子さんのやる気は失われるでしょう。周囲との比較によらず、お子さんの取り組みをそのまま認めてほめる姿勢を大切にしましょう。

マイペースも立派な個性。無理に焦らせないように

マイペースも立派な個性です。子どもたちが自分のペースで成長し、興味を追求することは大切です。お子さんを焦らすことなく、その個性や興味を尊重し、自分のペースで学びを楽しむ環境を提供しましょう。

保護者様や先生が無理に焦らせることで、お子さんに過度なプレッシャーがかかり、ストレスや不安が増す場合があります。保護者様が、お子さんのありのままの姿を尊重する姿勢をもつことで、子どもたちは心を安定させながら新たなやる気を出すことでしょう。

学習のやる気を出させる習い事なら「プロクラ」

子どものやる気を引き出すことは、成長に不可欠です。しかし、自分と友達を比べたり、精神的な悩みを抱えたりすることでやる気を失う場合があります。

そのようなときは夢に向かうステップを明確にし、小さな成功体験を積み重ねることでやる気を取り戻しましょう。また、無理に焦らず、お子さんの個性や興味を尊重する姿勢も重要なポイントです。

プロクラでは独自のカリキュラムを通じて、お子さんのやる気を引き出す機会を提供しています。興味をもたれた方はぜひ、体験レッスンの受講をご検討ください。

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