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クリエイターとは何?クリエイティブな仕事に必要なスキルも解説

目次

今話題の職業、クリエイターとはどんな仕事?

今、社会全体で注目されている職業の一つが「クリエイター」です。プログラマー・イラストレーター・ゲームクリエイターなど、一部のクリエイター職は子どもたちに人気の職業となっています。しかし、そもそもクリエイターとはどのような仕事を指すのでしょうか?

今回は、クリエイティブな能力が必要とされるクリエイターについてご紹介します。またクリエイターに必要なスキルも解説していきます。クリエイターとはどのような仕事なのかを理解したうえで、お子さんの夢や目標をサポートしていきましょう。

クリエイターとは|意味や定義を解説

クリエイターとは、スキル・センス・技術などを用いながら、発想や思想を具現化する職業です。デジタル社会の現代における「具現化」とは、モノとして実現させるだけではなく、データ化された成果物として表現することも意味します。

クリエイターが活躍する領域は幅広く、芸術・デザイン・音楽・Webコンテンツ・メディア・伝統工芸・文化・インフラなど多岐に渡ります。クリエイターとはアーティストに限らず、クリエイティブを活用しながら社会からのニーズに応える職業でもあるのです。

クリエイター(クリエーター)のタイプの例

クリエイターとは、さまざまなシーンで活躍する職業です。ここでは、クリエイターのタイプの代表例をご紹介します。

  • デザイン系
  • アート系
  • IT系
  • 文章系
  • 職人系
  • 食品系

それぞれのタイプの特徴を理解したうえで、お子さんが目指すクリエイターの形に寄り添っていきましょう。

デザイン系

デザイン系のクリエイターとは、クライアントのニーズをイラスト・グラフィック・3Dモデリングなどの方法で具現化する仕事です。広告・雑誌・Webメディア・商品デザイン・商品パッケージ・空間デザインなどの分野で活躍します。

アート系

アート系のクリエイターとは、自己表現や文化の持続をビジネスと結び付けた仕事です。技術や材料を活用したうえで、鑑賞的価値を提供します。絵画・彫刻・音楽・建築・工芸・舞踏・動画・写真・詩などの分野で活躍します。

IT系

IT系のクリエイターとは、情報技術・情報処理を活用して成果物を生み出す仕事です。主にコンピュータやインターネットを用いて成果物を創出します。プログラミング・データ保守・データ運用・Webコーディング・システム設計や開発などの分野で活躍します。

文章系

文章系のクリエイターとは、文章を用いて成果物を創出する仕事です。小説家・Webライター・コピーライター・シナリオライター・校正者などが当てはまります。説明書の作成や商品名の提案なども、文章系のクリエイターの仕事です。

職人系

職人系のクリエイターとは、主に手先の技術でモノを作る仕事です。一般的に職人といえば大工や左官などの建築系が連想されますが、アクセサリー職人や彫金師、家具職人、楽器職人など、職人のなかでも幅広いカテゴリーが存在しています。

食品系

食品系のクリエイターとは、飲食物を用いて自己表現しつつ、社会のニーズに応える仕事です。料理人・パティシエ・和菓子職人などが挙げられます。また食化や栄養学の観点から新しい価値を創出するという意味では、フードコーディネーター関連の仕事も食品系クリエイターに含まれるでしょう。

小学生に人気のクリエイティブな仕事9選

ここでは、小学生に人気のクリエイティブな仕事を9つご紹介します。多様な生き方や価値観が尊重される昨今では、モノを創り出すクリエイター関連の仕事の人気が高まっています。今を生きる子どもたちに支持される職種をチェックしていきましょう。

ゲームデザイナー

ゲームデザイナーはゲームプランナーとも呼ばれ、ゲームの基本設計を行う仕事です。スマホ向けのゲームアプリや、家庭用ハード向けのゲームなどによって、修得する知識が異なるケースがあります。

ゲームデザイナーはゲームディレクターと一緒に作品の内容を考案し、システム・世界観・ターゲットなどを決めていきます。プログラマ―や他部署とコミュニケーションをとりながら、ゲームを完成に導く仕事です。

プログラマ―

プログラマ―とは、プログラミング言語を活用しながら、コンピュータが命令通りに動くようにプログラミングを行う仕事です。主な勤務地として、コンピュータメーカーやソフトウェア開発会社、情報処理サービス会社などが挙げられます。

昨今ではサービスや商品の機械化が進んでいるため、自動車メーカー・家電メーカー・小売業・建築業などでもニーズが高い仕事です。子どもたち向けのプログラミングスクールも展開されており、職業としての注目度の高さが伺えます。

動画クリエイター

動画クリエイターとは、日常生活で目にする動画を制作する仕事です。子どもたちに大人気のYouTuberやゲーム実況者なども、動画クリエイターに含まれます。とはいえ、動画クリエイターの活躍範囲はエンタメだけではありません。

テレビやWebで流れるCMや、セミナー動画などの制作も、動画クリエイターの業務です。動画編集のために必要な知識だけではなく、動画素材を自分で撮影するスキルや、クライアントのニーズに応える対応力なども求められます。

イラストレーター

イラストレーターとは、クライアントの依頼に応じてイラストを作成する仕事です。雑誌や書籍の挿絵などの紙媒体や、Webサイトのイラストなども手がけます。

アニメの背景やゲームのキャラクターなど、異業種との共同作業が比較的多い仕事でもあります。子どもたちのなかでは女子に人気が高いクリエイター業です。

小説家

小説家は、子どもたちに人気があるクリエイター業の一つです。物語を創作し、頭の中で描いているストーリーを言葉の力で描写します。

小説家には語彙力や想像力が必要というイメージがありますが、執筆に必要なスキル以上に「人生経験の豊富さや感性の豊かさ」も求められます。なぜなら漫画家や小説家を含むエンタメ型のクリエイターは、自身の人生が退屈であれば、基本的に面白い作品は残せないからです。

ファッションデザイナー

ファッションデザイナーとは、人々のニーズに応えられる衣類をデザインする仕事です。デッサン力はもちろん、時代の流行や変化を読み解く力も求められます。

また自身の影響力や所属する企業によっては、自らが影響を生み出す側として活躍するケースもあります。

インテリアデザイナー

インテリアデザイナーとは、建物・乗り物の内装や、家具・インテリアのデザインを設計する仕事です。建築業者をはじめとする他業種と協力しながら、空間を設計します。

美しさと実用性が共存した空間を作るためには、美的センスの他に建築方面の知識や色彩学なども必要です。また人間が使う空間を手がけるため、心理学や行動心理学に精通することで、より高い成果を挙げられるでしょう。

パティシエ

パティシエも、子どもたちに人気のクリエイターの一つです。主に洋菓子を作る職人を指し、志望者の多くは製菓系の専門学校に通いながら技術を修得します。

パティシエになるためには、資格は必須ではありません。しかし技術力や信頼性の証明として、製菓衛生師や菓子製造技能士などの関連資格を取得することで、就職のしやすさや報酬アップなどにつながります。

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは、既存の家具や雑貨などを用いて空間を演出する仕事です。類似するインテリアデザイナーは、家具を含む内装のすべての設計を行うという観点から、2つの業種は差別化されています。

インテリアコーディネーターの主な仕事は、住む人が快適で暮らしやすい「住空間づくり」です。カラーコーディネートを含むレイアウトの提案や、内装材に関するアドバイスなどを行います。

クリエイティブな仕事のやりがい

ここでは、クリエイティブな仕事のやりがいをご紹介します。

  • 完成したときの達成感
  • 社会やユーザーに認められたときの喜び
  • 成果が実績になり、自分の資産になる

クリエイティブな仕事は、作品作りにおける生みの苦しみを伴うため、やりがいを感じられなければ長続きしないものです。クリエイターならではの喜びを知り、職業選択につなげていきましょう。

完成したときの達成感

クリエイターのやりがいとして、完成したときの達成感が大きいことが挙げられます。クリエイターが一つの成果物を完成させるまでには、長い期間と絶え間ない努力が求められます。

自身の営業から仕事の獲得、クライアントとのコミュニケーション、試作品の制作や提案、そして「本当に終わりがあるのか?」と思ってしまうほどの改善と修正。長い制作期間の果てに仕上がった成果物は、まさに魂の結晶です。仕事を続けるほど、多くの達成感を得られます。

社会やユーザーに認められたときの喜び

クリエイターの仕事は、社会やユーザーに認められたときに大きな喜びを得られます。なぜならクリエイターは、自身の感性や努力などをビジネスに変える仕事だからです。仕事の成果が認められたときは、まるで自らの人間性に肯定的な評価が与えられたような感覚を抱くため、うれしさもひとしおになります。

特に音楽や絵画などのアート関連のクリエイターは、自身の人生経験や美的センスを作品に踏襲することで自己表現を行うケースがあります。ポジティブな評価を与えられると、他の仕事ではなかなか得られないような感激や安心感を抱けるでしょう。

成果が実績になり、自分の資産になる

成果が実績になり、自分の資産になることも、クリエイターのやりがいの一つです。クリエイターと他の職業との違いとして、仕事の成果が形(データを含む)で残ることが挙げられます。

具現化された成果物は自分自身の軌跡であり、自己価値を認識するための要素です。昨今ではプログラミングに用いられたソースコードにも、制作者に著作権が与えられます。仕事によって積み重ねられた実績と成果は、精神的にも金銭的にも大きな資産となってくれるでしょう。

クリエイターが抱えている悩み・不安

ここでは、クリエイターが抱えている悩みや不安をご紹介します。

  • 収入が不安定になる可能性がある
  • 世の中のニーズをリサーチし続ける必要がある
  • 仕事における正解が用意されていない
  • 自分のセンスや内面性と対峙する必要がある

特に「将来的には独立してクリエイター業を行いたい」と考えている人は、時代とともに変わり行くクリエイターのニーズ・あり方にも目を向ける必要があるでしょう。

収入が不安定になる可能性がある

クリエイター業は、収入が不安定になる可能性があります。なぜならクリエイター業は、人気が高い時期と低い時期を繰り返す傾向にあるからです。またプロジェクトごとに契約の内容が変わるケースも多く、クライアントの都合で内容が変更されるリスクもあります。

世の中のニーズをリサーチし続ける必要がある

クリエイター業は、世の中のニーズやトレンドを常にリサーチし続ける必要があります。クリエイターを志す人のなかには感受性が強い人も多いため、毎日のように膨大な情報と接するなかで精神的に疲れてしまう場合もあるでしょう。

仕事における正解が用意されていない

クリエイターの仕事には正解が用意されていません。クライアントの要望が的を得ていない場合、何度もリテイクを受けてしまう場合があります。どれほど頑張っても「完璧」を手に入れられない事実は、クリエイターの仕事のやりがいであると同時に、苦しみの原因にもなるのです。

自分のセンスや内面性と対峙する必要がある

クリエイターは、自分のセンスや内面性と対峙する必要があります。時には自分の人間的な未熟さや、ネガティブな感情とも向き合わなければなりません。特にアーティスト性が強いクリエイターは、精神的に落ち込んでしまうリスクと隣合わせです。

クリエイティブな仕事に必要なスキル

ここでは、クリエイティブな仕事に必要なスキルをご紹介します。

  • 忍耐力・精神力
  • 知的好奇心・興味・関心
  • 向上心・上昇志向
  • コミュニケーション力
  • トレンド察知能力
  • 創造力・想像力
  • 美的センス・美意識

子ども教育における能力の伸ばし方のコツも記載していきますので、あわせて参考にしてください。

忍耐力・精神力

クリエイティブな仕事に就くためには、忍耐力や精神力が求められます。クリエイター業では成果物の精度や安定感を高めていくことが重要であるため、常に新しい情報を取り入れて反復練習を行う必要があります。

忍耐力・精神力を高めるためには、自己理解が大切です。自分がなぜ飽きっぽいのか、なぜ物事を面倒臭く感じてしまうのかなどを分析したうえで、低いハードルから目標を達成していきましょう。

知的好奇心・興味・関心

クリエイティブな仕事のためには、知的好奇心や興味・関心が求められます。クリエイターは新しい価値やモノを創出し続ける仕事であるため、物事に無関心であることは精神的なストレスに結びついてしまうでしょう。また好奇心や探求心が乏しい人の成果物は、見る人の心に響かないものです。

常に新しい物事に興味を持つためには、心・時間・資産の余裕があることが大切です。お子さんの知的好奇心を育むためには、家庭が落ち着ける場所であり続けるように努めましょう。またお子さんの関心に肯定的な姿勢を持ち、関連する一次体験を提供する機会を増やすことも求められます。

向上心・上昇志向

向上心や上昇志向も、クリエイター業において重要な要素です。クリエイターは世の中のニーズやトレンドに影響されやすい職業であるため、常に新しい情報を取り入れて自己研鑽し続ける必要があります。

情報化が進む現代では、一部の伝統的なクリエイター業以外を除き、手持ちの技術やスキルはすぐに廃れてしまうでしょう。現在の自分の能力や価値に慢心せず、上のステップを目指し続けているクリエイターは、長期的に活躍できます。

コミュニケーション力

クリエイター業は個人で活躍しているイメージがあるかもしれませんが、実際にはコミュニケーション能力も非常に重要です。どれほど高いスキルを持っている人でも、クライアントや同僚と円滑なコミュニケーションがとれなければ、継続的な発注は受けられません。

また一人のアイデアや感性で生み出すモノよりも、多くの人と価値観を出し合って生み出すモノのほうが、より幅広い価値を提供できます。お子さんのコミュニケーション能力を育むためには、家庭内での会話の数や創作物に触れる機会を増やし、思いやりの心を養うことが大切です。

トレンド察知能力

情報化社会で活躍するクリエイターにとって、トレンド察知能力は欠かせないスキルといえます。大きな経済効果を生むような社会的なブームも、数ヶ月~数年程度で過ぎ去ってしまうものです。クリエイターが生き残るためには「今、何が流行っているのか」「将来的に何が注目されそうなのか」を察知する能力が求められます。

お子さんのトレンド察知能力を高めるためには、テレビ・雑誌・Webメディアなど幅広い情報源に触れさせる習慣が大切です。同時に情報リテラシーを高める教育を行い、フェイクニュースや誇張表現などを見抜く力も養いましょう。

創造力・想像力

クリエイターとして生きていくためには、創造力と想像力は欠かせません。創造力とは、経験や知識を基にして新しいモノを創り出す能力です。想像力とは、将来的に起こり得る可能性がある物事をイメージする能力です。

クリエイターの定義には「世の中に新しいモノや価値を提供する」が含まれているため、どちらも必須の能力といえるでしょう。絵画や工作などの創造性を刺激する遊びや、ロールプレイングの要素が含まれた遊びを取り入れることで、お子さんの創造力・想像力を引き出せます。

美的センス・美意識

世の中や大衆にとっての「美しさ」は、時代やトレンドの変化に沿って変わり続けます。自らの美的センスや美意識を高めることで、感性をビジネスとして活用するための感覚が身につくでしょう。どれほど優れた商品でも、見た目・使い心地・社会的意義などに美しさがなければ、ユーザーには支持されません。

お子さんの美意識を磨くためには、幼い頃から幅広いアートに触れさせることを推奨します。またネイチャーアクティビティや創作物との触れ合いは、感受性や感性が引き出だされるため美的センスの獲得につながります。

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今回は、クリエイターの仕事の種類や、お子さんがクリエイターを目指すために必要な要素などをご紹介しました。クリエイターと一言で言っても、求められるスキルはさまざまです。お子さんが興味関心を抱いている分野や得意分野と向き合いながら、相性の良い仕事について考えていきましょう。

クリエイターのなかでもIT系の仕事は、これからの時代に求められる職種です。IT系のクリエイターとして生きていくためには、プログラミングスキルや情報リテラシーなどが求められます。これらの能力を高めるためにおすすめの習い事が「プロクラ」です。

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