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子どもの自分で考える力を育てたい!5つの思考力トレーニング

これからの時代に求められる力は「思考力」!

世界は今、予測不可能なVUCA時代に突入しています。「新卒で入社した会社に一生勤める」や「大企業に入れば一生安泰」などのような、過去の常識は通用しなくなってきました。子どもたちが自分らしい人生を歩むためには、他者に頼らず自分で考える力が必要です。

今回は、子どもたちの自分で考える力を養う方法をご紹介します。自分で考える力は、仕事だけではなく平穏な生活や良質な人間関係の構築にも役立ちます。お子さんの考える力を引き出し、精神的に自立した人生を歩めるようサポートしていきましょう。

思考力とは?種類や意味を解説

ここでは、自分で考える力=思考力の種類や意味を解説します。思考力は、大きく以下の3つに分けられます。

  • 論理的思考力
  • 多面的思考力
  • 批判的思考力

それぞれの特徴を理解したうえで、日々の学習やコミュニケーションに落とし込んでいきましょう。

論理的思考力

論理的思考力とは、物事の情報同士を組み合わせて体系的に考える力です。論理的思考力が高い人は、情報を整理整頓することで網羅的に論点を把握できるため、問題の本質を見失わずに考えられます。

論理的思考力は、トラブルが発生したときの問題発見能力や問題解決能力にも影響を与えます。論理的思考力では、課題や思考のゴールを明確にしたうえで、逆算的にプロセスを考えるため、発言にも説得力や一貫性が出てくるでしょう。

多面的思考力

多面的思考力とは、一つの物事を複数の視点から考える力です。主観的な見方だけではなく、視点や視野を切り替えて物事を観測できるため、物事のさまざまな観点を発見できます。多面的思考力が高い人は多様な価値観にも寛容な傾向にあります。

たとえば犯罪事件のニュースを見たときに「加害者が悪い」と考えるのは自然なことです。しかし多面的思考力が高い人は、加害者が犯罪に至るまでの経緯や事件の背景にまで目を向ける能力を持っているため、善悪のみで片付けられる概念の一歩先の課題について考えられるでしょう。

批判的思考力

批判的思考力とは、必要な情報を取り出してさまざまな観点から筋道を立てて考える力です。情報を整理して考える論理的思考力と、多角的な視点から考える多面的思考力が合わさることで、批判的思考力が育まれます。

批判的思考力と聞くと「否定的に考える力」をイメージするかもしれませんが、実際には異なります。一つのテーマを中心に据えつつ、論理を支える事実やエビテンスを挙げたり、矛盾する事実はないかを考えたりする力が、批判的思考力なのです。

自分で考える力が求められる理由

ここでは、現代において自分で考える力が求められる理由をご紹介します。デジタル技術が進化し続ける昨今では、マニュアル通りに動くだけの人財は代わりが利くようになってきました。自分で考える力が必要な理由を理解し、お子さんの将来の可能性を広げていきましょう。

他人に流されずに、自分の意見を持つため

自分で考える力は、他人に流されずに自分の意見を持つために役立ちます。自分で考える力がない人は、社会の通念や周囲の意見に影響されやすく、思っていることをなかなか言葉にできません。本音を胸に秘めたまま、誰にも本心を打ち明けられずに孤独感を抱いてしまうでしょう。

「本当はモヤモヤした気持ちがあるのに、どうやって言葉にすればいいかわからない」という状態が続くと、コミュニケーションに苦手意識を持ちやすくなります。考える力を持つことで思考や現状が言語化され、自信のあるコミュニケーションが実現するでしょう。

AIに奪われにくい仕事に就くため

自分で考える力は、AIに仕事を奪われないために役立ちます。昨今のデジタル技術の発展により、多くの仕事がAI(人工知能)に奪われつつあります。AIが得意とする仕事の特徴は「単純作業」です。マニュアル化された仕事・数字の計算・単調なタスクを繰り返す作業などは、今後もどんどんAIに奪われていくでしょう。

AIに奪われにくい仕事は、人間ならではの思考力(創造力・想像力・共感力・洞察力など)が発揮される職業です。AIにはまねできない考える力を養うことで、就業への安心感が高まるだけではなく、将来の可能性も広がっていくでしょう。

コミュニケーション能力を高めるため

コミュニケーション能力を高めるためにも、考える力が必要です。人と人とのコミュニケーションには正解が用意されていません。円滑なコミュニケーションのためには、相手の年齢・立場・性格・関係性・話題などの情報を照らし合わせながら、最も適した言動を選択する必要があります。

たとえば「この言い方だと相手に誤解されてしまうかも」や「今は問題の解決方法を考えるのではなく、話を傾聴するターンだな」などのように、コミュニケーションに考える力を取り入れることで、より良い関係性を築けます。

情報の真偽を判別するため

デジタル社会では、嘘の情報がまるで真実かのように書かれているものです。たとえ報道が事実であっても、メディアごとに偏った情報を出すことでユーザーを混乱させてしまうかもしれません。

自分で考える力は、デジタル社会において情報の真偽を判別するために非常に重要です。フェイクニュースやフェイクアラートを見分ける力は、サイバー犯罪から身を守るためにも役立つでしょう。

自分らしく納得できる人生を歩むため

自分で考える力は、より自分らしい人生を歩むために欠かせません。考える力を持っていれば、判断や選択が迫られるシーンにおいても、他者に依存せずに自分で考えて結論を出せます。

その結果、たとえマイナスの出来事が起こっても、後悔する可能性が減るでしょう。「自分で考えて、判断して、納得したうえで選択する」という自己責任のプロセスを繰り返すことで、より堂々とした人生が創られていくのです。

自分で考える力は、学習効果の向上にも影響を与える!

子どもたちが自分で考える力を得ることで、学習効果の向上にも影響を与えます。同じ先生から同じ授業を受けていても、自分で考える子どもはより多くの学びを得られます。ノートをとるときも、黒板や教科書の内容を写すだけではなく、自分が理解しやすい書き方に変換させられるでしょう。

自分で考える子どもたちは自ら疑問を発見し、先生に質問する機会も多い傾向にあります。考える力が高いほど学習への知的好奇心が芽生えやすく、子どもの持つ可能性もさらに広がっていくでしょう。

子どもの自分で考える力を育てる5つの方法

ここでは、子どもたちの自分で考える力を育てる方法をご紹介します。子どもたちにとって、知的好奇心は学習のモチベーションになるものです。子どもたちが自ら楽しんで思考力を発揮できるように、新しい習慣やコミュニケーションを取り入れていきましょう。

子どものチャレンジや好奇心に肯定的になる

子どもたちの考える力を育てるためには、子どもたちのチャレンジや好奇心に対して肯定的に接してください。子どもたちは強い興味や関心を持ったときに、高い思考力を発揮します。

「好きなものをもっと知りたい」と思う気持ちは、高い集中力や記憶力を引き出します。子どもたちの興味や関心にネガティブな声掛けをしてしまうと、せっかくの考える機会を奪ってしまうでしょう。お子さんの知的探求は温かく見守り、没頭できる環境を与えてください。

先回りしない・世話を焼きすぎない

お子さんの思考力を引き出すためには、保護者様が先回りしないこと・世話を焼きすぎないことが大切です。たとえばお子さんが「今日は何の服を着よう」と考えているときに、保護者様が「今日はこれを着なさい」と洋服一式を準備したとします。

急いでいるときには助かりますが、毎日のように親に服を与えられると、自分でコーディネートを考える力を失ってしまいます。「今日もどうせ用意してもらえるだろうから、自分で考える必要はない」と判断してしまうのです。

勉強や掃除なども同様です。大切なお子さんの面倒をつい見すぎてしまうのは誰にでもあることですが、時には本心を堪えて、お子さんの考える力に任せてみましょう。

オープンクエスチョンのコミュニケーションを取り入れる

オープンクエスチョンのコミュニケーションは、子どもたちの考える力を養うためにおすすめの方法です。オープンクエスチョンとは「はい」か「いいえ」だけでは答えられない質問を指します。

たとえば「今日の夕飯は何食べたい?」「今日は何の服を着る?」などのように、回答に具体的な表現が必要になる質問を心がけましょう。

想像力を引き出す教育・遊びを取り入れる

お子さんの思考力を育てるためには、想像力を引き出す教育や遊びを取り入れます。たとえば絵画や工作などの習い事や、ごっこ遊びなどがおすすめです。創作が好きなお子さんの場合は、絵本作りや楽曲制作などもよいでしょう。

想像力の豊かさは思考力に直結します。想像力は、手持ちの情報や知識を活用し、現実にはまだ起こっていないことを考える力です。想像力が高まるほど思考の幅も広がり、物事のより深い部分まで考えを巡らせられるでしょう。

読解力や単語力を伸ばす

頭の中で物事を考えるためには、読解力や単語力が必要です。思考を言語化することで情報が整理整頓でき、他者に伝えるための言葉も選びやすくなります。

読解力や単語力の育成では読書が有効ですが、漫画や図鑑のわからない単語を調べてもらう方法もおすすめです。読書を強制するのではなく、お子さんが楽しみながらテキストを読める方法を探してみましょう。

思考力を楽しく養う習い事なら「プロクラ」

今回は、自分で考える力の重要性や、子どもの考える力を育む方法をご紹介しました。子どもの考える力を養うために注目されている習い事の一つが、プログラミングです。プログラミングでは、考える力のために必要な論理的思考力・多面的思考力・批判的思考力を総合的に育めます。

またプログラミング学習では、決められた正解ではなく自分ならではの回答の形を考えていきます。想像力や創造力が養われるなかで、AIにはまねできない人間ならでは非認知能力を得られるでしょう。

プロクラは、子どもたちが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「お子さんの考える力を伸ばしたい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。

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