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プログラミング教育

小学生のプログラミング教室、失敗しない選び方は?長く続けるコツも

プログラミング教室選び、どこがいいのかわからない…

今、小学生の子どもたちを育てる家庭で注目を集めている習い事が「プログラミング教室」です。プログラミング教室では、ITに関連する専門知識やリテラシーだけではなく、将来役立つさまざまな非認知能力を習得できます。

今回は、お子さんのプログラミング教室を選ぶ際のポイントや、教室選びでよくある失敗談などをご紹介します。子どもたち向けのプログラミング教室は現在も拡大中であり、ライフスタイルやお子さんの特性に合ったスクール選びが重要です。教室選びのコツを掴み、お子さんが無理なく楽しく学べるスクールを見つけましょう。

【保存版】後悔しないプログラミング教室選びで見るべきポイント

ここでは、後悔しないプログラミング教室選びで確認したいポイントについてご紹介します。小学生という限定された対象年齢とはいえ、プログラミング教室の授業内容は多種多様です。カリキュラムや費用対効果などを加味したうえで、お子さんに合ったプログラミング教室を探していきましょう。

費用

スクールによって大幅に異なるという前提のうえで、プログラミング教室に入るためには「入会金」「教材費」「授業料」「そのほかの雑費」などが必要です。下記の費用の相場を参考にしてみてください。

  • 入会金……5,000~1万5,000円程度
  • 教材費……1,000~6万円程度
  • 授業料‥…6,000~1万2,000円程度(月2回想定)

実際の入会金は1万円程度のプログラミング教室が多く、教材費は同じ教室でもコースごとに異なる傾向にあります。雑費は教室によりますが、教室運営費やデバイスのレンタル料が必要になる場合があります。

カリキュラム

小学生向けのプログラミング教室選びでは、カリキュラム内容の確認が大切。小学生向けと一言で言っても、学年や理解度によって学習内容は大幅に異なります。

たとえば初めてプログラミングに触れる低学年向けのカリキュラムでは、パソコンの基本操作やビジュアルプログラミング言語(ブロックを画面上で操作する子どもたち向けの言語)の学習から始まる傾向に。

高学年向けのカリキュラムでは、Pythonをはじめとするテキストベースのプログラミング言語や、アプリ・ゲーム開発などを学ぶ場合もあります。

講師や環境

講師や学習環境も、プログラミング教室選びで確認したいポイントです。プログラミング教室の講師になるためには、特別な資格は必要ありません。そのため教室によって講師のレベルの差が大きい点に留意しましょう。

ITの現場経験がある講師や、プログラミング関連の資格を所有している講師であれば、一定以上のクオリティが担保された授業を受けられます。

また小学生向けのプログラミング教室は、基本的にグループレッスンです。ただ、教室によってはマンツーマン授業が受けられるカリキュラムや、自宅学習をメインとした教材なども展開されています。どちらも一長一短であるため、ライフスタイルやお子さんの希望と合わせて決めましょう。

システムやサポート

小学生のプログラミング教室選びでは、システムやサポート体制なども確認しておきましょう。たとえば質問環境が整っている教室であれば、授業内容以外の専門的な質問にも対応してもらえます。お子さんの進捗に合わせて個別指導やアドバイスを受けられる教室であれば、自分のペースでストレスなく成長できるでしょう。

無料体験教室で授業の様子を見学できるスクールであれば、お子さん自身の安心感も強まります。またプログラミング教室によっては、ジュニア向けのプログラミング検定のように、学習成果を測るための資格取得をサポートしていることも。各教室の強みを把握したうえで見比べつつ検討しましょう。

継続できる仕組み

プログラミング学習には、明確なゴールラインはありません。だからこそ、プログラミング教室選びでは「お子さんが飽きずに学習できる仕組み」があるかどうかを確認しましょう。前項で触れた資格取得支援だけではなく、各カリキュラムごとの発表会や、作品制作イベントなど、教室によってさまざまな工夫を取り入れています。

特にゲームやロボットなどの制作イベントは、IT知識とものづくりへの姿勢を育てるイベントとして人気です。短期のプログラミング体験ワークショップも開催されているので、イベントに参加しつつ教室を見定めるのも良いでしょう。

「教室選びのよくある失敗談」とその対策

ここでは、小学生向けプログラミング教室選びのよくある失敗談を、対策とともにご紹介します。プログラミング教室は施設によって形態が異なるため、お子さんによっては内容が合わずに学習効果が得にくいことも。失敗しやすいポイントを把握したうえで、悔いのない教室選びにつなげましょう。

失敗談①「安さだけで選んだら…」

小学生向けプログラミング教室選びの失敗談としては、「安さだけで選んだら内容が伴っていなかったこと」が挙げられます。プログラミング教室に限らず、月謝の安い教室には理由があるものです。

たとえば教材が古いまま更新されていなかったり、講師のレベルが低かったり、サポート体制が手薄だったり。特に質問環境の乏しさは、学習モチベーションや進捗に直結します。料金だけではなく、カリキュラムの質やサポート体制とのバランスを確認することが大切です。

失敗談②「オンラインの手軽さの裏側で…」

プログラミング教室は、オンライン授業とオフライン授業に大別されます。オンライン授業では家にいたまま好きな時間に学べるという手軽さがありますが、「質問環境に恵まれにくい」「保護者様がサポートする必要がある」という失敗談も多いものです。

特にデジタル知識に自信がない保護者様の場合、お子さんの疑問に答えられず、なかなか学習が進まないという側面もあります。オンライン授業を選ぶ際は、家庭でのサポートがどの程度必要なのかを事前に確認しましょう。

失敗談③「仲良しの友達と始めたけれど…」

プログラミング教室に限らず、仲良しの友達と一緒に習い事を始めることは、小学生のお子さんにとってモチベーション維持に役立ちます。しかし学習の進捗によっては、友達との関係性に亀裂が入ってしまうケースもある点に注意しましょう。

また授業中におしゃべりが多くなり、なかなか集中できないというケースも目立ちます。友達との同時スタートは決して悪いことではありませんが、あくまで「本人が学びたいと思っているのか」を主軸に考えたうえで、教室選びにつなげていきましょう。

どっちが最適?「オンライン教室」vs「対面教室」

ここでは、オンライン教室と対面教室(オフライン教室)を比較し、どちらがお子さんに適しているのかを分析していきます。お子さんに適したプログラミング教室選びでは、それぞれの長所や短所を理解することが大切です。お子さんの特性も加味しつつ、プログラミング教室選びを進めましょう。

オンラインが向いている家庭/子ども

以下に、オンライン教室が向いているご家庭・お子さんの特徴を記載します。

  • 無理なく送迎できる範囲内にプログラミング教室がないご家庭
  • 保護者様がプログラミング学習のサポートをできるご家庭
  • 集中力があり、1人でも課題に取り組めるお子さん
  • プログラミング・ITの基礎知識を持っているお子さん
  • 人見知りのお子さん(疑問を素直に聞くのが苦手)
  • 集団行動が苦手で、自分のペースで学びたいお子さん

特に「1人で黙々と作業を進めたい」というお子さんには、オフライン教室がピッタリです。また、ゲームやデジタルコンテンツなどに興味が強いお子さんであれば、自分で疑問を調べるモチベーションも維持しやすいでしょう。

対面が向いている家庭/子ども

以下に、対面教室が向いているご家庭・お子さんの特徴を記載します。

  • 保護者様のプログラミング・IT知識に自信のないご家庭
  • 通信環境に不安があるご家庭
  • 「体験型の学び」を重視したいと考えているご家庭
  • 集中力が続きにくいお子さん
  • プログラミングを初めて学ぶお子さん
  • 積極的に発言できるお子さん
  • 友達と一緒に学ぶほうがやる気が上がるお子さん

「家で1人で集中するのが苦手」というお子さんには、対面教室が向いています。またオンライン教室ではなるべく良好な通信環境が求められるため、環境に不安が残るご家庭も対面授業を選ぶと良いでしょう。

習い事を長く続けるための親の関わり方

ここでは、小学生のお子さんが習い事を長く続けるための「保護者様の関わり方」についてご紹介します。長期的な学習によって知識が定着しやすくなるのは、プログラミング教室であっても同様です。

「できたこと」を具体的に褒める

小学生のお子さんが習い事を継続するためには、わずかな進歩であっても「できたこと」を褒める姿勢が大切。「すごい」のような漠然とした声かけではなく、「〇〇が△△みたいですごいね。苦手だった□□が克服できているのも偉い!」のような具体性のある声かけを心がけましょう。

家で作品を使ってみる

お子さんが製作した作品は、家族にもシェアしてもらいつつ、実際に使ってみることをおすすめします。たとえばタイピングゲームや迷路ゲームは、小学生の定番のプログラミング作品です。学習と生活がリンクすることで、学びへの意欲がより高まります。

講師と連携する

お子さんの学習進捗を正しく把握することで、適切なサポートにつながります。そのためには講師とも連携し、情報共有をしてもらうように努めましょう。進捗を細かく報告してもらえる教室であれば、よりお子さんの姿勢をつかみやすくなります。

教室選びの不安を解消!「続けられる」工夫が豊富なプロクラ

数ある小学生向けプログラミング教室のなかでも、多くの保護者様におすすめしたいスクールが『プロクラ』です。ここでは、小学生に人気のゲーム『マインクラフト』を教材として取り入れたプロクラの特徴や魅力をご紹介します。

毎月更新されるワールドで、子どもの「探究心」を刺激し続ける

マインクラフトは、プレイヤーの創造性と表現力を引き出すサンドボックスゲームの一つ。プロクラでは、カリキュラムのためにオリジナルのワールドが製作されます。ワールドは毎月更新され、子どもたちの探求心を刺激し続けます。

対面・少人数制で、一人ひとりの“つまずき”を見逃さない

プロクラの授業は、対面型の少人数制です。生徒一人ひとりの学習進捗をしっかりチェックしてくれるため、お子さんのつまずきを見逃しません。コースは基礎から上級まで4つ備えられており、お子さんの成長や修了条件に応じてステップアップできるのも魅力です。

「発表会」という明確な目標が、成長実感と自信を育む

プロクラでは、生徒が製作した作品を発表するイベントがあります。製作した理由や工夫した点、こだわりなどを発表することで、お子さん自身の成長の実感や自信につながります。学びの目標として発表会が設定されていることで、長期的な学習モチベーションが維持されるのです。

小学生向けプログラミング教室なら、プロクラ!

今回は、小学生のプログラミング教室選びのポイントや失敗談などをご紹介しました。

プロクラは、「プログラミングに初めて挑戦する」というお子さんにもおすすめのプログラミング教室です。低学年向けの基礎コースでは、プログラミングのために必要なパソコン操作や、順次処理により簡単なプログラミングから学べます。

ITの基礎知識はもちろん、コミュニケーション能力やチャレンジする精神も身につくのがプロクラの魅力。またプログラミングでは、論理的思考力や想像力、読解力、課題解決力など、学校の勉強をサポートする能力も養えます。

お子さんのプログラミング教室選びに迷っている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求からスタートしてみてくださいね。

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