お役立ち情報

子ども教育

【珍しい習い事】小・中学生の個性を伸ばすおすすめの習い事15選

女の子

子どもの個性を伸ばす「珍しい習い事」が知りたい!

笑顔の男の子

珍しい習い事は、お子さんの隠れた才能を引き出し、周囲との差をつけられる特別な経験を与えてくれるでしょう。ピアノや水泳といった習い事も素晴らしいですが、プログラミングやボルダリング、演劇など、一風変わった習い事が注目を集めています。

ここからは、小・中学生向けの珍しい習い事15選と、選び方のポイント、得られるメリットまでご紹介します。お子さんにぴったりの習い事を見つけて、未来の可能性を広げましょう。

「珍しい習い事」がお子さんの未来につながる3つの理由

黒板に書く男の子

珍しい習い事は、お子さんの可能性を広げるきっかけになります。ここでは、なぜ今、珍しい習い事が注目されているのかを3つの視点から解説します。これから習い事を考えている人は、ぜひ習い事選びの判断材料にしてみてください。

多様性の時代で非認知能力が重要視されているから

現代の教育現場では、テストの点数だけでなく、創造力や協調性、やり抜く力といった「非認知能力」が重視されています。珍しい習い事では、正解のない問いに取り組んだり、自分なりの表現を追求したりする機会が豊富にあります。

たとえばプログラミング教室では、自分のアイデアを形にするために試行錯誤を繰り返し、課題に粘り強く取り組む姿勢が養われるでしょう。多様な価値観が認められる時代だからこそ、珍しい習い事の価値が高まっています。

将来の選択肢を広げてくれるから

幼少期から珍しい習い事に触れることで、お子さんの視野が広がります。たとえばプログラミング教室に通った経験が、将来のIT業界への興味につながるかもしれません。囲碁や将棋を通じて論理的思考力が鍛えられ、数学やサイエンスの分野で力を発揮することも考えられます。

珍しい習い事は、「こんな世界があったんだ」と新たな可能性に気づくきっかけになり、将来の進路選択の幅を広げる第一歩となります。

AIに代替されないスキルを身につけられるから

AI技術が急速に発展する中で、単純作業や定型業務は自動化される可能性が高まっています。一方で、創造性やコミュニケーション力、人間らしい感性は、AIには代替できない領域だと考えられています。

珍しい習い事の多くは、こうした「人間にしかできない力」を育てることに重点を置いており、たとえばプログラミング教室では論理的思考力と創造性を同時に磨くことが可能です。

また、たとえば演劇では表現力が養われます。これらのスキルは、これからの時代を生き抜くうえで大きな武器となるでしょう。

お子さんに合う「珍しい習い事」の後悔しない選び方

女の子

珍しい習い事といっても数多くあります。その中から、お子さんに最適なものを選ぶにはどこを見ればよいのでしょうか。ここでは、後悔しない習い事選びの3つのポイントをお伝えします。

お子さん自身が「楽しい!」「好き!」と思えるか

習い事を長く続けるためには、お子さん自身が心から楽しめることが何よりも重要です。保護者様が「将来役に立ちそう」と思っても、お子さんが興味を持たなければ意味がありません。

まずは体験レッスンに参加して、お子さんの反応を観察してみましょう。「もっとやりたい」「次はいつ行けるの?」と目を輝かせているなら、興味を持っている証拠です。お子さんの「好き」という気持ちを大切にすることが、成長につながる第一歩となります。

将来にどう役立つか

習い事を選ぶ際は、その経験がお子さんの将来にどのように役立つかも考えたいポイントです。たとえばプログラミングは論理的思考力を育て、IT社会で活躍するための基礎となるでしょう。

しかし、たとえそれが直接的な職業につながらなくても、習い事で得た経験は人生の財産になります。演劇で身につけた表現力はプレゼンテーションに活かせますし、華道で培った美的感覚も役立ちます。幅広い視点で「将来性」を考えてみましょう。

無理なく続けられるか

習い事の効果を最大限に得るには、継続することが大切です。そのため、教室までの距離や月謝、レッスンの頻度など、ご家庭の状況に合っているかを確認しましょう。送迎に時間がかかりすぎると、保護者様にもお子さんにも負担になってしまいます。

また高額な月謝や教材費がかかる習い事は、家計を圧迫する可能性があるため、現実的に通い続けられるかどうかを冷静に判断することが大切です。無理のない範囲で選ぶことが、長く楽しく続けられる秘訣となります。

小・中学生におすすめの変わった15の習い事

ロボット

珍しい習い事といっても、創造性を育むものから身体能力を高めるものまで幅広く存在します。それぞれどのような力が伸びるのかを具体的に解説します。お子さんの隠れた才能を見つけるヒントになるでしょう。

1. プログラミング教室

プログラミング教室は、今注目を集めている珍しい習い事の一つです。ゲームやアプリを自分で作る過程で、「こう動かしたいけど、どう命令すればいいんだろう」と考え、エラーが出れば原因を探して修正する経験を繰り返します。この試行錯誤が、論理的思考力や問題解決能力を自然と育てます。

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化され、その後中学校と高校でも必修となっているので、早めに始めることで学校の授業でも有利になるでしょう。

2. ロボット教室

ロボット教室では、実際にロボットを組み立てたり、プログラミングで動かしたりする体験ができます。手を動かしながら学ぶため、理論だけでなく実践的なスキルが身につくのが特徴です。

「このパーツをどう組み合わせれば思い通りに動くか」と考える過程で、思考力や設計力が養われます。機械工学やエンジニアリングの基礎に触れられるため、理系分野に興味がある場合にはぴったりでしょう。

3. 科学教室

科学教室では、実験や観察を通じて自然の不思議を体験できます。教科書で学ぶ理科とは違い、実際に手を動かして化学反応を起こしたり、顕微鏡で微生物を観察したりする経験は、お子さんの好奇心を大きく刺激するでしょう。

「なぜこうなるんだろう?」「次はどうなるかな?」と疑問を持ち、自分で答えを探す探究心が育ちます。理科が苦手でも、楽しい実験を通じて科学に興味を持つきっかけになるかもしれません。

4. 囲碁・将棋

囲碁や将棋は、何手も先を読みながら戦略を立てる思考ゲームです。相手の動きを予測し、自分の駒をどう動かせば有利になるかを考える過程で、論理的思考力と先を見通す力が鍛えられます。一つの判断ミスが勝敗を分けることもあるため、集中力や忍耐力も自然と身につくでしょう。

また、対局を通じて礼儀作法やマナーも学べます。プロ棋士という明確な目標があり、大会も多く開催されているため、本格的に取り組みたい子どもたちにもおすすめの習い事です。

5. 脳トレ教室

脳トレ教室では、パズルや記憶ゲーム、計算トレーニングなどを通じて脳を活性化させます。ゲーム感覚で楽しみながら記憶力や集中力、情報処理能力を高められるのが特徴です。「できた!」という達成感を繰り返し味わうことで、お子さんの自信にもつながります。

学校の勉強にも良い影響を与え、暗記科目や算数が得意になる子どもたちも少なくありません。考えることが好きな子どもたちや、学習面での基礎力を高めたい子どもたちに向いている習い事です。

6. 演劇・ミュージカル

演劇やミュージカルの習い事では、台本を読み込み、役になりきって演じる経験を通じて表現力が磨かれます。声の出し方や身体の使い方、感情の表現方法を学ぶことで、人前で堂々と話せる力が身につくでしょう。

仲間と一つの舞台を作り上げる過程では、協調性やコミュニケーション力も育ちます。発表会で観客から拍手をもらう経験は、お子さんの大きな自信になるはず。人前で話すことが苦手な子どもたちや、感受性豊かな子どもたちにおすすめの習い事です。

7. 手品(マジック)教室

手品教室では、トランプやコインを使ったマジックの技術を学びます。手先の器用さはもちろん、観客の視線をどこに誘導するか、どのタイミングで種明かしするかといった演出力が求められるため、戦略的な思考力も養われるでしょう。

人を驚かせたり楽しませたりする喜びを知ることで、コミュニケーション力やプレゼンテーション力も自然と身につきます。人を楽しませることが好きな子どもたちや、ユニークな特技を持ちたい子どもたちにぴったりの習い事です。

8. 華道・生花

華道や生花の習い事では、花や枝を使って美しい作品を作り上げる技術を学びます。どの花をどこに配置すれば美しく見えるか、バランスや色合いを考える過程で、美的感覚と創造性が育まれるでしょう。日本の伝統文化に触れることで、礼儀作法や集中力、丁寧に物事に取り組む姿勢も自然と身につきます。

季節の花に触れながら自然の美しさを感じ取り、作品作りに向き合う時間は、お子さんの心を落ち着かせる効果もあるでしょう。

9. 日本舞踊

日本舞踊の習い事では、着物を着て音楽に合わせて踊る日本の伝統芸能を学びます。一つひとつの動作に意味があり、指先や視線の使い方まで細やかに表現するため、身体の使い方や姿勢の美しさが自然と身につくでしょう。繰り返し稽古を重ねることで、忍耐力や集中力も養われます。

舞台で着物姿で堂々と踊る経験は、お子さんに大きな自信を与えてくれるはずです。日本の伝統文化に興味がある子どもたちや、美しい所作を身につけたい子どもたちにおすすめの習い事です。

10. ボルダリング

ボルダリングは、壁についたカラフルなホールド(突起物)を使って登っていくスポーツです。どのルートで登れば頂上に到達できるか、自分の身体能力や腕の長さを考えながら戦略を立てる必要があるため、課題解決能力が養われます。全身の筋力やバランス感覚も同時に鍛えられるでしょう。

クリアできなかった課題に何度も挑戦し、成功したときの達成感は格別です。身体を動かすことが好きな子どもたちや、考えながら運動したい子どもたちにぴったりの習い事です。

11. スケートボード

スケートボードは、東京オリンピックで正式種目となり注目を集めている習い事です。ボードに乗ってバランスを取りながら技を繰り出すため、体幹やバランス感覚が大きく鍛えられます。最初は転んでばかりでも、何度も練習して技ができるようになる過程で、チャレンジ精神や粘り強さが育まれるでしょう。

仲間と一緒に技を磨いたり、新しい技に挑戦したりする中で、コミュニケーション力も身につく、自由でクリエイティブな雰囲気を持つスポーツです。

12. フィギュアスケート

フィギュアスケートは、氷の上で音楽に合わせて滑りながら演技をする優雅なスポーツです。ジャンプやスピン、ステップといった技術を磨く過程で、バランス感覚や柔軟性、身体のコントロール能力が高まります。美しい演技を目指すことで、表現力や芸術的感性も育まれるでしょう。

厳しい練習を乗り越えて技を成功させる経験は、お子さんに忍耐力と達成感を与え、華やかな衣装を着て演技する姿は、お子さんの自信にもつながります。

13. ゴルフ

ゴルフは、クラブでボールを打ち、少ない打数でカップに入れることを競うスポーツです。風向きや距離、地形を読みながら戦略を立てる必要があるため、判断力や集中力が養われます。一打一打に集中し、自分のフォームを改善していく過程で、忍耐力や自己管理能力も身につくでしょう。

礼儀やマナーを重んじるスポーツなので、社会性も自然と育ちます。生涯楽しめるスポーツとして、大人になってからも役立つ習い事です。

14. スラックライン

スラックラインは、2本の支柱の間に張られた幅5cm程度のラインの上でバランスを取りながら歩いたり、技を披露したりするスポーツです。不安定なライン上で体勢を保つために、体幹やバランス感覚、集中力が大きく鍛えられます。

身体のどの部分に力を入れ、どう重心を移動させればバランスが取れるかを考える過程で、身体への意識と微細なコントロール能力が養われるでしょう。他のスポーツにも応用できる身体能力の基礎が身につく、珍しい習い事です。

15. アウトドア教室

アウトドア教室では、キャンプやハイキング、自然観察など、野外での活動を通じてさまざまなスキルを学びます。火の起こし方やテントの張り方といった実践的な技術を身につけながら、自然環境の中で生き抜く力が育まれるでしょう。仲間と協力してキャンプを成功させる経験は、協調性やリーダーシップを養います。

自然の中で過ごす時間は、お子さんの感性を豊かにし、環境への関心も高めてくれるはずです。

珍しい習い事で得られる6つのメリット

男の子

珍しい習い事には、定番の習い事とは異なる魅力があります。ここでは、お子さんが珍しい習い事を通じて得られる具体的なメリットを6つご紹介します。どのような力が伸びるのかを知ることで、習い事の価値がより明確になるでしょう。

創造力・発想力が豊かになる

珍しい習い事の多くには、決まった答えがない課題に取り組む機会が豊富にあります。プログラミングで自分だけのゲームを作ったり、演劇で役の解釈を考えたりする過程で、自由に発想する力が育まれます。

「こうしたらどうなるだろう」「こんなやり方もあるかもしれない」と試行錯誤を繰り返すことで、固定観念にとらわれない柔軟な思考が身につくでしょう。この創造力は、将来どのような分野に進んでも役立つ財産になります。

好奇心が刺激され、探求心が育つ

珍しい習い事は、お子さんにとって未知の世界との出会いです。科学教室で不思議な実験を見たり、ボルダリングで新しい登り方を発見したりする中で、「もっと知りたい」「もっと上手になりたい」という好奇心が自然と芽生えます。この好奇心が、自分で調べたり工夫したりする探求心へとつながっていきます。

自ら学ぼうとする姿勢は、学校の勉強や将来の仕事にも良い影響を与えるでしょう。珍しい習い事は、お子さんの学ぶ意欲を引き出すきっかけとなります。

「自分はできる」という自己肯定感が上がる

珍しい習い事では、他の子がやっていない特別な経験ができるため、お子さんは自信を持ちやすくなります。手品を披露してみんなを驚かせたり、プログラミングで作品を完成させたりする成功体験を重ねることで、「やればできる」という自己肯定感が育まれるでしょう。

この自信は、新しいことに挑戦する勇気や、困難に立ち向かう力の土台となり、ポジティブに物事に取り組める習慣が身につくでしょう。

物事を多角的に見る、柔軟な思考が身につく

珍しい習い事では、一つの問題に対して複数のアプローチを考える機会が多くあります。ボルダリングでゴールまでのルートを何通りも考えたり、囲碁で相手の手を予測して対策を立てたりする経験を通じて、物事を一方向からだけでなく、さまざまな角度から見る力が養われるでしょう。

この柔軟な思考力は、予想外の出来事に直面したときにも冷静に対応できる力となります。変化の激しい現代社会では、固定観念にとらわれず柔軟に考えられることが大きな強みとなります。

コミュニケーション力が育つ

珍しい習い事の多くは、仲間と協力したり、作品を発表したりする機会があります。演劇で一つの舞台を作り上げたり、ロボット教室でチームを組んで課題に取り組んだりする中で、自分の意見を伝える力や相手の考えを聞く力が自然と身につくでしょう。

また、手品や演劇のように人前で披露する習い事では、観客を意識した表現方法を学ぶことで、プレゼンテーション力も磨かれます。これらの力は、学校生活や将来の仕事で欠かせないスキルとなるはずです。

将来の選択肢が広がる

珍しい習い事での経験は、お子さんが将来の進路を考える際の大きなヒントになります。プログラミングを習ったことでIT業界に興味を持ったり、演劇を通じて表現の仕事に魅力を感じたりするかもしれません。

幼少期にさまざまな世界に触れることで、「こんな仕事があるんだ」「こんな生き方もできるんだ」という気づきが生まれるでしょう。たとえ将来その分野に進まなくても、習い事で得た経験や視野の広さは、お子さんの可能性を大きく広げる投資となります。

「将来性」と「思考力」を重視するならプログラミング教室がおすすめ

ルービックキューブ

15の珍しい習い事の中でも、特に将来性と思考力の育成を重視するなら、プログラミング教室がおすすめです。IT技術は今後さらに発展し、あらゆる業界で必要とされるスキルとなるでしょう。プログラミングを学ぶことで、論理的思考力や問題解決能力、創造力といった一生使える力が身につきます。

全国で教室を展開する「プロクラ」では、マインクラフトの世界で楽しみながらプログラミングの基礎を学べます。お子さんが夢中になって取り組むうちに、自然とプログラミング的思考が育まれる環境が整っています。楽しさと学びが両立した習い事をお探しなら、プログラミング教室を検討してみてはいかがでしょうか。

珍しい習い事で、お子さんだけの「強み」を見つけよう

草原の女の子

珍しい習い事は、お子さんの隠れた才能を引き出し、他の子とは違う「強み」を育ててくれます。定番の習い事も素晴らしいですが、まだ知らない世界に触れることで、お子さんは新たな可能性を発見できるでしょう。

大切なのは、お子さん自身が「楽しい」と感じられる習い事を選ぶことです。今回ご紹介した15の習い事を参考に、お子さんにぴったりの習い事を見つけてみてください。珍しい習い事での経験が、お子さんの未来を輝かせる第一歩となるはずです。

COLUMN

関連記事