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子ども教育

【朝勉強の進め方】朝勉強のメリットや勉強時間、効果的な学習のヒント

朝の時間を有効活用したい!

朝は、勉強時間にピッタリのタイミングです。忙しい時間帯ではありますが、朝勉強におけるさまざまなメリットも見逃せません。お子さんや保護者様にとって無理のない範囲で、朝勉強の習慣をスタートしてみませんか。

今回は、小学生のお子さんの朝勉強についてご紹介します。朝に勉強するメリットや、朝勉強を成功させるコツなどもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。お子さんの朝勉強を習慣化させ、学習効果をさらに引き上げていきましょう。

朝勉強のメリットとは

ここでは、朝勉強のメリットをご紹介します。1日の始まりの時間帯に勉強習慣を取り入れると、達成感や充実感にもつながります。お子さんの体力や学習の進捗に合わせて、無理のない範囲で朝勉強を取り入れてみましょう。

脳がリセットされており、吸収しやすい

朝勉強のメリットとして、脳がリセットされていて吸収しやすいことが挙げられます。朝目覚めてからの数時間は脳の知的パフォーマンスが高いといわれており、勉強の内容が頭に入りやすいとされています。

厚生労働省によると、朝の生産性はなんと夜の6倍ともいわれているそうです。同じ勉強内容でも、夜より朝に学んだほうがより定着しやすいといえるでしょう。まだ体にも頭にも疲労感を覚えていない朝の段階で勉強することで、結果的に短時間で多くの内容を覚えられます。

参考:厚生労働省「夏の生活スタイルを朝型にしませんか!」

静かで集中しやすい

「騒がしい場所よりも静かな場所のほうが集中できる」という人も多いのではないでしょうか。朝は昼と比べて人通りや交通量が少なく、静かな環境で勉強できる時間帯です。朝の爽やかな空気と静かな空間のなかで勉強することで、より効率的に学習効果を得られるでしょう。

自宅はもちろん、早朝から開店しているカフェや図書館なども、静かな朝勉強におすすめなシチュエーションです。小学生にとって「夜の人通りが少ない時間帯」は夕食後の遅い時間になってしまうため、夜よりも朝の勉強が推奨されます。

習慣化しやすい

習慣化しやすいことも、朝勉強のメリットです。朝のスッキリしている脳は、情報を処理する能力が高まっており、理解力や思考力も良好な状態に。勉強に対するネガティブなイメージを抱きにくく、自己肯定感や成功体験につながりやすいでしょう。

また朝勉強は、勉強時間が限定されていることもポイント。夜勉強とは異なり「限られた時間でいかに効率的に勉強するか」が求められるため、段取りや計画性を意識する習慣も身につきます。静かで邪魔が入りにくい環境だからこそ、集中力を維持しやすく、勉強を無理なく生活に取り入れられるでしょう。

おすすめの勉強時間は?

朝勉強を始める時間帯は「起床後〜朝食までの間」が適しています。起きてすぐは頭の中がクリアになっており、余計な情報も入っていません。また「勉強が終わったら朝ごはんが待っている」と思えることで、自然なモチベーションにつながります。

とはいえ、起きた直後は眠気が強く集中力が低いもの。水を飲んだり顔を洗ったりした後の、シャッキリした状態で学習に取り組んでいきましょう。反対に、朝食から通学までの間は焦りやすく、勉強時間が安定しにくいため推奨されません。

【朝勉強】効果的な学習のヒント

ここでは、朝勉強の学習効果を上げるためのヒントをご紹介します。朝勉強は、タイムリミットとの向き合い方が大切。起床後にスムーズに勉強時間に入れるように、当日までに環境を整えておきましょう。

前日の夜に勉強内容を決めておく

朝勉強の習慣では、前日の夜までに勉強内容を決めておくことが大切です。朝の限られた時間では、必要な学習のみにリソースをつぎ込みたいものですよね。勉強以外に余計な時間や思考を使わずに済むための準備を、前日のうちに終わらせておきましょう。

たとえば「朝勉強で取り組むドリルを勉強机の上に置いておく」や「上から順番に取り組めるように、タスクのメモを書いておく」などがおすすめ。筆記用具もあわせて揃え、勉強机へのスムーズな着席を目指しましょう。

暗記科目や復習を中心に取り組む

朝勉強では、暗記科目や復習を中心に導入することで、より学習効果が引き出せるといわれています。脳内に情報が少ない朝の時間帯は、暗記内容を定着させるためにピッタリのタイミング。感情も安定しやすいため、集中して暗記科目に取り組めます。

また人間は、睡眠中に記憶を整理するといわれています。朝に復習時間を取り入れると、前日までに覚えた記憶が「長期記憶」として定着しやすいでしょう。朝の復習はその日1日の学びやすさにつながり、学校での学習も後押ししてくれます。

勉強する環境を整える

朝勉強を成功させるためには、勉強に集中できる環境を整えましょう。前項では「勉強する環境は静かなほうがいい」と述べましたが、子どもたちの性質によって集中できる条件は異なります。また音だけではなく、明るさや匂いなど、五感の変化によって集中力が上下することもあるでしょう。

集中できる環境の条件をお子さん自身にヒアリングしつつ、できる限り当人の希望に応えられる環境をつくることが大切です。家族で一緒にWebカタログやホームセンターを見ながら、勉強空間用のインテリアをチェックするのも楽しいですよ。

無理のない勉強時間を設定する

朝勉強は、精神的に無理なく継続することが大切です。お子さんが朝勉強自体に強い拒否感を抱いてしまったら、せっかくの学習も身に入りません。継続性の担保された朝勉強のためには、無理のない勉強時間を設定するように心がけてください。

極端な例ですが、「毎朝5時に起きて2時間勉強しなさい!」と言われても、とてもやる気になれませんよね。最初のうちは5分、10分などの短時間程度でも問題ないので、お子さんの心身の負担が少ない状態で継続しましょう。

スマホを視界に入れない

朝勉強の大敵となるのが、スマホやタブレットの存在です。小学生の子どもたちにとって、スマホは非常に魅力的なエンタメデバイス。視界にスマホが入っているだけで、朝勉強中の集中力が途切れてしまいます。

スマホ自体を禁止にする必要はないので、朝勉強中だけでも視界に入れないように心がけてみてください。ただしスマホ利用が「朝勉強のご褒美」になってしまうと、勉強の質が担保されないリスクもあります。スマホが報酬にならないように、朝勉強自体を習慣化させることを忘れないようにしましょう。

朝と夜で学習内容を使い分けるのがコツ!

お子さんの学習効果を上げるためには、朝と夜で学習内容を使い分けることも大切です。たとえば「朝は英単語・漢字・社会などの暗記科目」「夜は読解問題や作文などの記述問題」のように取り組むのがおすすめです。

夜は朝とは異なり、勉強時間に余裕があるタイミングですよね。じっくり考える問題やつまずいた部分の整理などは夜に学び、苦手克服や振り返り学習につなげていきましょう。もちろん、お子さんのタイプや得意・不得意領域に合わせて学習内容を変更する柔軟性も大切です。

子どもの学習意欲を高める習い事なら「プロクラ」

今回は、朝勉強をするメリットや、効果的な朝勉強のためのヒントなどをご紹介しました。お子さんが自主的に朝勉強をするためには、お子さん自身の学習意欲を高めることが大切です。勉強が好きになるような習い事として、プログラミングスクールが注目されています。

子ども向けのプログラミングスクールでは、ロボットやゲームなどの教材を使っている点が魅力です。子どもたちの知的好奇心を刺激する授業によって、主体性のある学びを実現できます。

「プロクラ」は、子どもたちが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「子どもの勉強を習慣化させたい」「子どもには勉強を好きになってもらいたい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求からスタートしてみてください。

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