お役立ち情報

子ども教育

小学校の給食時間|給食は何時から?一日の流れをまとめて解説!

子どもの一日の流れが知りたい!

お子さんが小学校に進学すると、一日の流れが大きく変わっていきます。子どもたちのなかには、小学校から初めてまともに集団行動をするケースもあるでしょう。保護者様からすると、お子さんが学校でどのように過ごしているのか不安を感じることもありますよね。

授業参観で定期的にお子さんの姿をチェックできるとはいえ、何かと不安な学校生活。基本的にはお子さんの自主性に任せるという前提で、子どもたちが学校でどのように過ごしているのかを学んでみましょう。

今回は、給食の時間を中心に、小学校での一日の流れをご紹介します。勉強もコミュニケーションも食事も、子どもたちにとって欠かせない成長の機会です。小学校のスケジュールを知り、お子さんのサポートにつなげていきましょう。

小学校の給食時間

ここでは、小学校での給食の時間について解説します。給食は、子どもたちが学校を好きになる要素の一つですよね。給食の時間帯を詳しく知ると、家庭で食事を提供する時間も調整しやすくなります。詳しい時間帯を知るためには、学校から配布されている資料も参考にしてみてください。

時間帯はお昼頃が一般的

学校によって細かな違いはありますが、一般的な給食の時間帯は昼の12:15頃とされています。給食の直前である4時間目の授業が終わると、15分ほどの時間をかけて配膳をしつつ、20分程度の食事時間が設けられます。

食べ終わった後は10分程度の片付けタイムを経て、13:00頃には食事に関するすべての作業が終わっていることがほとんどです。13:30頃から5時間目の授業が始まるため、片付け後は自由時間として過ごします。学年や曜日によっては、給食後に終礼をして帰宅することもあります。

地域や学校によって多少前後する

地域や学校によっては、給食の時間が多少前後することもあるようです。とはいえ大幅な時間変更はなく、スタート時間が10分ほど前後する程度です。ただしご家庭によっては、給食時間によって門限の調整が必要な場合もあるでしょう。

給食の作業全般のために確保する時間は、小学校では約50分が望ましいとされています。時間の使い方や細かな設定は学校に委ねられているため、食事時間を25分程度設定している学校もあれば、配膳時間に余裕を持たせている学校もあります。

学年によって配膳や準備の時間が違うことも

給食の時間では、配膳も重要な作業の一つです。学校や学年によって配膳のルールは異なりますが、昨今では1年生から配膳に取り組む学校が増加傾向にあります。1年生から配膳をする学校のなかでは、高学年の生徒がサポートしてくれるケースもあるようです。

とくに低学年のうちは、バランスよくメニューを盛ることが難しい場合もありますよね。学校側も年齢に配慮しつつ、余裕を持った配膳時間を設けているケースも少なくありません。

小学生の一日の流れ

ここでは、小学生の一日の流れについてご紹介します。今回ピックアップするのは、あくまで基本の流れです。課外学習や総合の時間などによっては、普段とは過ごし方が異なる場合もあります。

詳細な情報は学校からの資料を確認したうえで、お子さんの学校生活について学んでいきましょう。

登校・朝の会

小学校の登校時間は、8:00〜8:30頃であることが一般的です。まだ部活の朝練や委員会活動もない小学校の場合は、8:00以前は校門が開いていないことも少なくありません。登校後は自由時間として過ごし、8:30頃から朝礼(朝の会)が始まります。

朝礼では学校生活に関する連絡事項が通達されたり、安全に関する注意喚起が伝えられたりします。ほかにも出席確認や必要資料の配布などがあり、学校や曜日によっては朝の読書時間が設けられることもあるでしょう。

1時間目~4時間目

多くの学校では、朝礼後の8:45から1時間目の授業が始まります。以下は、1〜4時間目までの授業時間の目安です。

  • 1時間目……8:45~9:30
  • 2時間目……9:35~10:20
  • 3時間目……10:40~11:25
  • 4時間目……11:30~12:15

1時間目と2時間目、3時間目と4時間目の間には、5〜10分の休み時間が入ります。また2時間目と3時間目の間には、20分程度の休み時間が入ります。

給食

前項で触れた通り、給食が始まるのは12:15頃。13:15頃までには配膳・食事・片付けまでを終える傾向にあります。昼休みに入る前には、机をどかして掃き掃除をする学校もあります。

ただし小学校に入学したばかりの頃は、まだ給食が提供されないケースが多いようです。学校生活に慣れつつある4月中旬頃から給食がスタートする傾向にあります。

昼休み

小学校の昼休みは、給食後の掃除が終わった13:15頃から始まります。約20分程度の時間が設けられており、教室・校庭・体育館・図書室など自由に過ごせる場所が多いことが特徴です。

昨今では、昼休み中にパソコンルームが解放され、自由にIT機器に触れる小学校も多いようです。

5時間目・6時間目

5時間目の授業は、13:45〜14:20頃となっています。授業時間は学年によって段階的に増え、1年生では「週4日の5時間授業+週1日の4時間授業」、6年生では「週4日以上の6時間授業」となります。

6時間目の授業は14:25~15:10頃。6時間授業は小学校2年生から始まり、子どもたちの学習能力の発展に合わせて増加していきます。

帰りの会・下校

5時間目(もしくは6時間目)の授業が終わると、休み時間をほとんど挟まずに帰りの会(終礼)が実施される学校がほとんどです。終礼は10分程度で、全体連絡や資料配布、掃除が行われます。

終礼後はそのまま下校となります。クラブ活動や委員会活動は、学校や学年によって「時間割のなかに組み込まれているケース」と「放課後に活動するケース」がそれぞれ存在しているので、学校からの資料を確認しましょう。

給食時間は食育やマナー学習の場でもある

給食は、ただ楽しく食事をするだけの時間ではありません。食材や料理、食べ方、マナーなど、食事に関連する学習の場でもあります。学校給食は、食育における生きた教材なのです。

文部科学省では、食に関する指導の内容を大きく3つに分類しています。以下に、指導内容の目的を記載します。

  1. 教科等における食に関する指導……授業内の教材を通し、食品の栄養や生産・流通・消費などへの理解を深め、食べ物を大切にする気持ちを育てる。
  2. 給食の時間における食に関する指導……マナーや健康に良い食事のとり方、安全・衛生に気をつけた準備や後片付けを学ぶ。
  3. 個別的な相談指導……肥満・やせ傾向・アレルギーなど、全体の指導では解決できない課題について改善を促す。

給食における食育は上記「2」に該当し、教科書や資料などで得た知識を、実際の食事を通して学習します。私たちが生きるためには、日々の健全な食事は欠かせません。子どもたちは給食を通して「食に触れる」という一次体験を重ね、さまざまな感覚や経験を養っていくのです。

参考:文部科学省「『日本の学校給食と食育』リーフレット」

子どもの能力を伸ばす習い事なら、プロクラ!

今回は、小学校での一日の流れや、給食の時間の大切さなどをご紹介しました。小学校では国語や算数などの基礎的な授業を通し、お子さんの学力の基盤を形成していきます。高学年や中学校でつまずかないためにも、低学年〜中学年の間にしっかりと学習習慣をつけていきましょう。

学校での学習効果を引き出す習い事としては、プログラミングが注目されています。プログラミングでは、論理的思考力や創造力、読解力など、他教科の学習にも役立つ能力が磨けます。

「プロクラ」は、子どもたちが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「子どもの能力をどんどん伸ばしたい」「勉強が得意な子に育ってほしい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求からスタートしてみてくださいね。

COLUMN

関連記事