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子どもの成功体験を積む例3選!自己肯定感を育む教育のヒント

子どもの将来のために、小学生時代から成功体験を与えたい…

変化の激しい社会にあっては、子どもたちが自信をもって挑戦する姿勢を育てる必要があり、成功体験を積むことが重要な要素となります。ただ、一概に成功体験といってもその意味を把握し、意識的にサポートしている保護者様は意外に少ないかもしれません。

本記事では、成功体験の意味を確認するとともに、成功体験の具体例や成功体験のない子どもたちが抱える課題などについて解説します。また、成功体験を積むための具体的な方法を3つ紹介します。

成功体験の意味・具体例

成功体験とは過去において、自分が設定した目標を実際に達成した経験を指します。成功体験を積むことは、子どもたちの自己肯定感を高め自信を養います。以下は、成功体験の具体例です。

  • 学習における成功体験例:テストで満点、自由研究で受賞
  • スポーツにおける成功体験例:チームスポーツで優勝、徒競走で1位獲得
  • 趣味や特技での成功体験例:ピアノコンクールや絵画展で入賞

成功体験は単に成績や賞に限ったことではありません。美味しい料理を作って家族に喜ばれたり、ボランティアでお年寄りから感謝の言葉をもらったりする経験も含まれます。 

一人ひとりの興味や才能に合わせた領域で、目標を達成できた経験が成功体験といえるでしょう。

成功体験がある子どもの特徴

成功体験がある子どもたちは自信をもってみずから行動します。たとえ失敗したとしてもいつまでも引きずりません。このほか成功体験を積み重ねることによって、どのようなメリットがもたらされるのか確認しましょう。

自分の気持ちや意見を堂々と伝えられる

成功体験がある子どもたちは、自分の思いや考えをはっきりと伝えられます。その理由は、成功体験を通じて自分の能力や価値を実感でき、自信をもてるようになるためです。

成功体験を重ねて自信をもった子どもたちは、周囲の意見や考えにあまり左右されず、自身の信念に従って行動する傾向にあります。

この特徴は対人関係にも影響を与えます。リーダーシップを発揮しながらチームをまとめる力にもつながり、さらに成功体験を増やしていけるでしょう。

困難があっても諦めずに努力できる

成功体験が多い子どもたちは、困難に立ち向かう強さがあります。成功体験から生まれた自信があるため、逆境にもめげずに努力し続けるのです。成功体験は物事に向かう粘り強さを高めるといえるでしょう。

成功体験のある子どもたちは自身の価値を自覚しており、他者の評価に影響を受けません。自分の信じる道を貫き通す勇気をもっており、毅然とした態度で持続的な成長に向かっていきます。努力を惜しまない姿勢は、さらなる成功の道へとつながります。

精神的に余裕がある

成功体験のある子どもたちの特徴の一つとして、精神的に余裕がある点が挙げられます。余裕があるとは、内面が充実しており安定的な状態を指します。

余裕が生まれる背景には、成功体験を通じて自信や自己肯定感を高められる点が挙げられるでしょう。「自分は大丈夫、必ず目標は達成できる」と信じる姿勢が不安を減らし、困難な状況にも柔軟に対応します。

成功体験が多く精神的な余裕があることは、状況を多角的かつ冷静に分析して、適切に判断する可能性を高めます。

失敗を引きずらず、反省として生かせる

多くの成功体験を積み重ねた子どもたちは失敗を恐れません。失敗した経験から学ぶ態度を示し、失敗を成功の機会として捉える考え方を身につけています。成功体験のある子どもたちは、具体的に次のような特徴があります。

  • ポジティブな態度である
  • 冷静な分析と改善ができる
  • 自己評価が安定している

お子さんに成功体験が多ければ、失敗した経験に対しても前向きさを保ち、「何がうまくいかなかったのか」「どう改善すべきか」に焦点を当て、失敗から学ぶ態度を示すでしょう。

成功体験が増えるたびに、上記の要素が相乗効果となって成長を後押ししてくれます。

「できるほう」ではなく「好きなほう」を選べる

成功体験のある子どもたちは、自分にとって可能なものではなく、どちらかといえば自分が好きなものを選ぶ傾向があります。その理由として、以下の4点が考えられます。

  • 自分の興味を把握し能力に自信をもっている
  • 「好きなほう」がモチベーションを高められると認識している
  • 自分実現に対する欲求た強い

過去における成功体験の積み重ねが、子どもたちの心情に影響を与えています。成功体験の過程で実感した「意欲の向上」や「充足感」などが強く残っており、感情を満たす対象を求める傾向にあるといえるでしょう。

成功体験がない子どもはどうなる?

成功体験のある場合と比べて成功体験がない、あるいは少ない子どもたちは、新たな物事に挑戦しにくくなり劣等感を抱きやすくなります。このほかのデメリットも含めて、成功体験がない子どもたちの表れについて解説します。

新しい物事にチャレンジしにくくなる

成功体験のない子どもたちは、新しいことに挑戦しにくくなる傾向があります。

失敗の連続で周囲のサポートもなく成功体験を積めなかった子どもたちは、目標に到達した喜びを感じられません。「どうせ自分はできない」「やっても無駄だ」といった感情を抱きやすくなるでしょう。ネガティブな思考パターンが子どもたちを抑制し、物事に対する恐怖心を植えつけてしまうのです。

また、過去の失敗を思い出して失敗を避けることが優先されるため、いつまでたっても成功体験を得られない状況に陥ります。

劣等感に苛まれやすくなる

成功体験のない子どもたちは自己肯定感が低く、劣等感に苛まれやすくなります。成功体験をもてず劣等感に苛まれやすくなる子どもたちの特徴として、以下の例が挙げられます。

  • 自己評価が低い
  • 他者との関係性に不安を感じる
  • 何かを達成しても否定的に捉える
  • 他者の意見や評価に左右されやすい
  • 自分に対して否定的な言葉を使う

劣等感を抱く子どもたちは、成功体験で得られる自信や満足感を抱きにくく、最初から諦めてしまう傾向が強いといえるでしょう。自身の判断で物事を決められず他者の評価を気にし過ぎるなど、環境の影響を受けやすい点も特徴です。

自分の長所より短所ばかりに意識が向いてしまう

成功体験を積めず自己肯定感が低い子どもたちは、自分の長所よりも短所に意識が向いてしまいます。この傾向はさまざまな要因が絡んでおり、以下のようなプロセスが考えられます。

  • 他者と比較されて自己評価が低下しやすい
  • 失敗を過度に強調している
  • 周囲からの否定的な言葉や評価が多い

人との比較や否定的な評価が多い環境では自己評価を維持するのは難しく、なかなか成功体験につなげられません。

また、成功体験の少ない子どもたちは失敗自体に焦点をあててしまい、失敗を客観視し改善に向けて取り組めない傾向があります。

失敗や周りからの評価を極端に恐れる

成功体験がなく自信をもてない場合、失敗や周囲からの評価を必要以上に恐れることがあります。

たとえば、新しい分野に挑戦する機会があったとしても、失敗する姿をイメージしてしまい一歩を踏み出せません。他者からの評価に過度に影響を受けやすく、他者からの批判や態度に過剰に反応し、自己評価を急激に下げる場面もあるでしょう。

また、自分を守れる安定した環境でいることを望むため、新たな挑戦をしたり異なる関係性を築いたりするチャンスも逃してしまいます。

子どもの成功体験を積む方法の例3選

成功体験を積む場合は「結果」より「継続」を重視したほうが安全です。結果を目標にすると失敗した場合、成功体験とはいえなくなります。この点を念頭におき、多くの成功体験を積んで自信を高める方法の具体例として3つ紹介します。

無理のない学習スケジュールを立て、過程を可視化しながら実践する

成功体験を積むためには無理のない学習計画を立てて、プロセスを可視化できる工夫をする必要があります。具体例として以下の方法を紹介します。

  • 取りかかりやすい目標を立てる
  • 目標を達成するための要素を洗い出す
  • 各要素の到達度が自覚できるよう工夫する

成功体験を積む場合、目標が過度に高すぎれば子どもたちは最初から諦めてしまうでしょう。取りかかれたとしても途中で挫折する可能性があり、なかなか成功体験を積めません。

適切な目標を設定し、細かな要素にわけて到達度を目に見えるようにすると、小さな成功体験を積み重ねられます。簡単で小さな目標であったとしても、成功体験を実感することで少しずつ自信をつけていくでしょう。

子どもの好きなジャンルを学習対象にする

子どもたちが成功体験を積む場合は、好きなジャンルや興味を学習の対象にします。その理由は、好きなものであるほうが子どもの満足感を高め、前向きさを養えるためです。

お子さんが虫が好きな場合、虫を対象にした学習ノートを作成する過程で成功体験を積めるでしょう。「虫図鑑ノート」としてイラストや写真などを貼り付けて、虫の名前や特徴を記入していくのです。

自分から学びたい対象を選ぶため、学習へのモチベーションが高まります。学習を通じて自己成長や達成感をもちやすく、成功体験による自己肯定感の向上も期待できるでしょう。

明確な「終わり」がある物事にチャレンジする

成功体験を積む方法として試験の合格やテストの到達目標など、明確な「終わり」がある物事に取り組むことが重要です。成功体験を単に積むだけでは、成果を実感しにくく次につなげられません。

明確な「終わり」を設定するのは、以下のメリットが得られます。

  • 成果や達成感を実感しやすくなる
  • 評価や改善点が明確になる
  • 新たな目標設定につながる

明確な終了ポイントがあることで、成果を確認でき成功体験として残ります。適切な評価によって課題が見つかれば、改善に向けた手立ても考えられるでしょう。一つの目標が達成されることで、次の目標を設定する機会につながります。

子どもに成功体験を与える際の注意点

成功体験を与える場合、ネガティブな反応や言葉かけをしないようにしましょう。お子さんがポジティブな感情をもち、次の挑戦に向けた行動力を養うためにも大切な視点です。

子どもたちの取り組みを肯定的に受け止め、人と比較せず温かくサポートする姿勢も求められます。注意点を5つ紹介しますので参考にしてみてください。

否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉で叱る

成功体験を積むためには、否定的な言葉ではなく肯定的な言葉を使いましょう。ポジティブな言葉かけは子どもたちの自己肯定感を高め、成功へのモチベーションを向上させます。

例として「〇〇するときっとできるよ」といったプラス的な言葉を使うようにします。お子さんの心にポジティブな印象が残り、自己肯定感を育む要素となるでしょう。

ただし、成功体験を積ませたい気持ちが働き「頑張って」と声をかけるのはあまり好ましくありません。お子さんに過度のプレッシャーを与える可能性があります。この場合は「頑張ってるね」のように努力を認める言葉に代えましょう。

得意なことだけを与えず、不得意なジャンルにも挑戦させる

成功体験を積む際には、不得意な分野にも挑戦させることも重要です。

確かに、得意なことを繰り返していけば成功体験を積みやすくなります。しかし、この状態は挑戦をしたり失敗から学んだりする経験を奪ってしまい、お子さんの可能性を拓く手立てとはならないでしょう。

挫折などを経験し克服するプロセスも成功体験といえます。自分の限界を超える経験ができれば大きな成功体験となり、未来の挑戦に対する意欲を高めることでしょう。

親同士のコミュニケーションで、子どもを落とす発言をしない

成功体験を積ませたい場合、親同士の会話でお子さんのできない点や弱点を話題に挙げる態度はとらないようにします。


例として、親がほかのお子さんをほめる一方で、わが子を批判的に見る発言をする場面が考えられます。ほかの子どもたちを引き立てているだけで悪気はないとしても、お子さんは「自分はダメなんだ」とネガティブな感情を抱くかもしれません。

親同士のコミュニケーションにおいては、子どもたちの前で言葉遣いや態度に気をつけ、子どもたちの自己評価を低下させたり成功体験を積む意欲を損なったりしないようにしましょう。

周りの子どもの悪口を言わない

周りの子どもたちの悪口を言わない姿勢は、お子さんの成功体験を積むうえで大切です。他者を批判するのは、子どもたちの見方や考え方にマイナス的な影響を与え、自身に対する評価を低下させる恐れがあります。

悪口を言わない理由として、下記の2点を挙げます。

  • 子どもたちに否定的な価値観を植えつける
  • 友達との関係性に影響を与え、協力の機会が制限される

ほかの子どもたちを悪く言うのは、お子さんの価値基準に否定的な要素を与えます。また、友達と協力して得られる成功体験もあるため、周囲と良好な関係性を築くことは重要なポイントです。

成功体験を積んでお子さんのポジティブな感情を醸成するために、保護者様は悪口や批判の言動を避けるようにしましょう。

子どもの取り組みに対して、まずは受け入れる姿勢を持つ

成功体験を積むためには、お子さんの取り組みについて肯定的に受け止める姿勢が大切です。受容の態度は子どもたちに安心感を与え、自己肯定感を育むうえで大きな役割を果たします。

逆に「それは無理よ」「失敗したらどうする?」といった言葉はお子さんを否定するもので、挑戦の意欲をくじいてしまうでしょう。

保護者様がかける言葉の良い例は、以下のとおりです。

  • すごいね!チャレンジするのは素晴らしいことだよ
  • 失敗したとしても成長のチャンスだから、楽しんでやってみてね
  • 何かサポートが必要な場合は教えてね

上記の言葉は挑戦する子どもたちに勇気と安心感を与え、成功体験へつながる要素となります。

学習で楽しく成功体験を得るなら「プロクラ」

お子さんの成功体験を増やし、自信をもって新たな挑戦を続けていくようにするには、保護者様の言葉や態度などが大きく影響します。

ただ、成功体験を家庭で積み重ねるだけでは、お子さんの可能性を伸ばしきれないかもしれません。新たな体験や挑戦の場を設けることも、保護者様ができる方法の一つと考えられます。

プロクラは、創造性と表現力を育むプログラミング教育を提供し、子どもたちの新しいアイデアや思いがさまざまな形になって集まる場所です。プロクラで得た経験は小さなものから大きな成功体験となって、お子さんの人生を築く手助けになると考えます。

お子さんの成功体験を増やし、自信をもってチャレンジし続ける場として「プロクラ」のプログラミング教室を検討してみてください。

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