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プログラミング教育

プログラミングに向き不向きはある?難しいと感じるときの対処法とは

うちの子はプログラミングに向いていないかも…

お子さんにプログラミングを学ばせ始めたものの「なんだか難しそう」「すぐに飽きてしまうかもしれない」と感じてしまう保護者様も多いでしょう。タイピングに手こずったり、エラーでつまずいて進まなかったりすると「うちの子にはプログラミングは向いていないのかもしれない」と不安になるのも無理はありません。

しかし、プログラミングの向き不向きは、最初からはっきりしているものではなく、少しずつ慣れることで苦手意識が薄れることもよくあります。また、教え方や教材の選び方次第で、お子さんの反応は大きく変わることも。

今回は、プログラミングに向いている人・向いていない人の特徴を始め、初心者がつまずきやすいポイントや「難しい」と感じたときの対処法をくわしくご紹介します。

プログラミングの向き不向き|それぞれの特徴

プログラミングに向いている人・向いていない人には、いくつかの特徴があります。ここでは、論理的思考や学びの姿勢などをもとに、プログラミングの向き不向きを紹介します。

【向いてる人】論理的思考が得意

プログラミングは、問題を細かく分析し、順序立てて解決していく作業の連続です。そのため、論理的に物事を考えるのが得意な人は、プログラミングに向いているといえるでしょう。

たとえば「こうすればこう動く」と因果関係を考えながらコードを書くことは、まさに論理的思考の賜物です。また、条件分岐やループなどの構文も、筋道を立てて理解できる力があればスムーズに吸収できます。

【向いてる人】コツコツ学ぶことが好き

プログラミングは一夜漬けでは身につきません。エラーを修正し、試行錯誤を繰り返すなかで、少しずつ上達していくものです。

だからこそ、地道な努力を楽しめる人は、プログラミングにとても向いています。難しい課題に直面しても前向きに取り組める子どもたちは、自然とスキルを伸ばしていけます。

時間がかかっても諦めず、自分のペースでコツコツ進められる子どもたちには、プログラミングの世界がぴったりです。

【向いていない人】集中力・忍耐力が足りない

プログラミングは思い通りにいかないことの連続。一文字の間違いが原因で、コードが動かなくなることもあります。そのため、集中力が続かなかったり、すぐに諦めてしまったりするタイプの人にとっては挫折しやすいかもしれません。

ただし、これは「向いていない」と決めつけるポイントではありません。集中力や忍耐力は訓練で伸ばせる力です。たとえば、短時間で取り組む習慣をつけたり、成功体験を積み重ねたりすることで、少しずつ自信と粘り強さを育てることができます。

【向いてない人】コードを読むのが苦手

プログラミングでは、自分が書いたコードだけでなく、他人のコードを読むことも求められます。意味を読み取る力が弱いと、なにをどのように修正すればいいのかわからなくなり、混乱してしまうことも。

とくに、初心者はコードのルールや書き方がまだ定着していないため「なんとなく苦手」と感じてしまうことが多いようです。読解力やパターン認識が苦手な子どもは、最初の段階でつまずきやすいかもしれません。

初心者がつまずくポイントとは?

初心者がプログラミングに取り組むとき、とくに混乱しやすいポイントがあります。ここでは、初心者がつまずきやすい場面を紹介します。

専門用語が多くて混乱する

プログラミングでは「関数」「変数」「ループ」など、日常生活では使わない言葉がたくさん登場します。これらの専門用語に慣れていないと、解説を読んでも理解できず、頭が混乱してしまうのは自然なことです。

はじめはすべてを理解しようとせず、繰り返し使うなかで少しずつ覚えていけば十分です。用語の意味を図や例で視覚的に説明してくれる教材や動画を使うと、子どもたちでもスムーズに学びやすくなります。

エラーメッセージが解読できない

プログラミングでは、ちょっとしたミスでもエラーが表示されるのが日常茶飯事です。しかし、そのエラーメッセージが英語だったり、専門的な用語が使われていたりすると、初心者にはハードルが高いものです。

「なにがダメなのか」がわからないと、直しようがありません。これが繰り返されると、自信を無くしてしまう子どもも。エラーは悪いことでなく「ここを直してね」というプログラミングからのメッセージです。落ち着いてひとつずつ読み解く習慣をつければ、自然と苦手意識もなくなっていくでしょう。

コードの構造や文法がわからない

コードには決められた書き方があります。カッコの位置やセミコロンの有無、インデントなど細かなルールを守らないと正しく動きません。この「文法」の部分に苦手意識を持つ人は多いはず。

文章を書くときに文法が必要なように、、プログラミングでも基本構造を理解していないと意味が通じません。最初は「覚えることが多すぎて嫌になる」と感じるかもしれませんが、繰り返すうちに自然と身についてきます。

プログラミングを難しいと感じたときの対処法

プログラミングが難しいと感じたとき、どうすればその壁を乗り越えられるのでしょうか。ここでは、初心者がつまずいたときの具体的な対処法をご紹介します。

基礎を大事にする

プログラミングを学ぶうえで一番大切なのは「基礎」をおろそかにしないことです。コードの書き方や構文、基本的な考え方が身についていないと、複雑なことに挑戦したときに必ずつまずきます。

基礎を飛ばして応用に進むと、理解が追い付かずに挫折してしまうことも。最初はシンプルなコードで十分です。変数の使い方や繰り返し処理、条件分岐など、プログラミングの土台をしっかり固めることが、後々の自信につながります。

小さなプログラムから始める

いきなり大きな作品に挑戦すると、途中でわからないことが出てきて、挫折する可能性が高くなります。まずは一行の簡単なプログラムから始めて、動く喜びを体験することがとても重要です。

たとえば、ボタンを押したら文字が変わるだけの簡単なプログラムでも、十分に達成感を得られます。小さなステップを積み重ねることで、徐々に自信がつき、コードを書くことが楽しくなってくるでしょう。

エラーメッセージを恐れない

プログラミングにはエラーはつきものです。むしろ、エラーが出ない=成長していないといっても過言ではありません。多くの初心者が「またエラーが出た」と気持ちが沈んでしまいますが、それは学びのチャンスでもあります。

大切なのは、エラーに対して落ち込むのではなく「どうしてそうなったのか」を考える姿勢です。最初はメッセージの意味がわからなくても、調べていくうちに自然と知識が増えていきます。

疑問はその場で解消する

「なんとなくわからないけれどそのまま進もう」は、プログラミング学習で絶対にしてはいけません。少しでも疑問があれば、その場で解消しておくことがとても大切です。

なぜなら、わからないまま進んでしまうと、次に出てくる内容がさらに理解できず、やる気がなくなってしまうからです。わかりやすい解説サイトや動画、質問ができる環境を活用すると、つまずくことがぐっと減ります。

完璧を求めない

プログラミングを学ぶ際に「ちゃんとやらなくちゃ」「間違えたらダメ」という意識が強すぎると、逆に前に進めなくなってしまいます。完璧を求めるあまり、一歩も踏み出せないこともあるのです。

学習の過程では、失敗もエラーも当たり前。間違えることで学びが深まるため、次に同じことが起こったときに対応できるようになります。「間違えても直せばいい」くらいの気持ちで、気軽に取り組むことが結果的にプログラミングの上達につながります。

コードを書く習慣をつける

プログラミングは、見るだけでは身につきません。実際に「書く」ことで初めて理解が深まります。どんな知識をインプットしても、アウトプットの量が少ないと、実践では通用しません。

毎日少しでもいいので、自分の手でコードを書く習慣をつけることが大切です。タイピングや構文の書き方など、体で覚えることによって、自然とプログラミングの力がついてきます。インプットとアウトプットのバランスを意識して、継続的にコードを書くことを心がけましょう。

自分に合った学習スタイルを見つける

人それぞれ向いている学び方は異なります。動画で理解しやすい人もいれば、本を読んでじっくり学びたい人もいます。また、ゲーム感覚で学ぶと集中できる子どもも。

大切なのは、自分に合った学習スタイルを見つけること。向き不向きでなく「どんな方法なら楽しく続けられるか」を考えることが、プログラミング学習の鍵です。試してみて合わなかったら、ほかの方法に切り替える柔軟さも大切。楽しみながら学べるスタイルが見つかれば、自然と継続でき、理解も深まります。

集中して学ぶならプログラミング教室がおすすめ

自宅での学習に限界を感じたら、プログラミング教室の利用も検討してみましょう。教室では、経験豊富な講師が丁寧にサポートしてくれるため、わからないところをその場で質問できるのが大きなメリットです。

また、教室には同じように学ぶ仲間がいるので、刺激を受けながらモチベーションも保ちやすくなります。集中できる環境や学ぶ仲間がきちんと確保されていることも魅力のひとつ。プログラミングに「向いていないかも」と感じていた子どもも、教室に通い始めてから「楽しい」と感じられるようになるケースは多いのです。

プログラミングに本格的に取り組ませたいなら、専門の教室に通うことは非常に有効な選択です。

楽しくプログラミングを勉強するなら、プロクラ!

今回はプログラミングに向いている人・向いていない人の特徴や初心者がつまずきやすいポイント、プログラミングが難しいと感じたときの対処法をご紹介しました。

「プログラミングには興味があるけれど、楽しく学びたい」と考えている方におすすめしたいのが「プロクラ」です。

プロクラでは、マインクラフトの世界を使ってプログラミングを学ぶことができ、まるでゲームをしているような感覚でスキルが身につきます。小学生でも理解しやすい言葉とステップで、論理的思考や問題解決力が自然と養われていきます。

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